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奈良県庁 平日節電で土曜業務7月21日 13時45分
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奈良県は、夏の平日の節電を図るため土曜日に県庁の業務を行い、代わりに月曜日を休みとする全国で初めての取り組みを始めました。
この取り組みは、電力需要の多い夏の平日の節電を図ろうと、奈良県が21日から始め、荒井正吾知事も、ふだんどおり出勤して幹部との打ち合わせなどを行いました。
21日から来月27日までの間、本庁舎と出先機関が原則として土曜日に業務を行い、代わりに月曜日を休みにすることになっていて、納税や福祉の窓口、それに保健所なども対象です。
都道府県が節電のために休みの日を変えるのは、全国で初めてだということです。
奈良県は、朝の涼しい時間帯に仕事を始める「サマータイム」も今月から始めていて、業務時間を30分繰り上げて午前8時から午後4時45分までとしています。
荒井知事は「住民に迷惑をかけないよう、工夫しながら取り組みたい」と話しています。
また、県広報広聴課の塩見浩之課長は「窓口を訪れる方は、月曜日は休みなので気をつけてほしい。代わりに土曜日に利用してもらえれば」と呼びかけています。
一方、県立の病院や警察の手続き業務、それに美術館などは休みを変更しないということです。
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