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ＥＭ開発者、比嘉照夫先生の功績（その２）
連載１０４
2010/09/01
ＥＭ開発者、比嘉照夫先生の功績（その２）
この記事を初めてお読み頂く方のために、少し解説致しますが、当研究所では２年ほど前から末期がんやパーキンソン病などの難病の方々へ、研究用ＥＭ飲料を提供しております。
その飲料は琉球大学名誉教授で、名桜大学・国際ＥＭ技術研究所所長、比嘉照夫先生の指導を受けているＥＭ研究機構から提供されているものです。
比嘉先生と私とのご縁は市長時代にさかのぼり、和光市民文化ホールで比嘉先生の講演会を開催、環境・健康施策の充実への端緒となりました。
その頃から現在まで、比嘉先生の人々の健康・幸福への寄与を第一義とする活動は継続されており、私自身も同じ志を持ち、医師として、ＥＭ-Ｘの臨床応用に力を入れてまいりました。
そこで今回は前号の、タイや南米での活動に続き、日本国内でのＥＭの有効利用についてお知らせしましょう。
この紙面でも、東京の日本橋川のＥＭ団子投入による浄化活動や、埼玉スタジアムの調整池をＥＭ活性液とＥＭ団子で浄化する試みなど、数々の活動をご紹介してきましたが、現在もその活動は継続中で、先生ご自身が世界各国で農業指導を行う合間を縫い、日本各地での環境浄化活動の支援や講演に飛び回っておられます。
今年に入ってからは２月20日の千葉日報に「ＥＭ団子で水質浄化。腐敗菌抑制の有用微生物群、傍示戸川に１０００個投入」とあり、匝瑳市立豊栄小学校の５、６年生が栗山川の水質浄化に役立てようと自分たちで作ったＥＭ団子を投入した話が載っています。
栗山川汚染防止対策協議会が材料となるＥＭ活性液を配布し、同市では小学生の環境学習の一環に同川近くの豊栄小で取り組むことにしたものだとか。
４月14日の毎日新聞地方版の「ＥＭ団子―環境美化。東部中生徒と住民、権吉川浄化へ２０００個」では「香川県坂出市の権吉川の環境浄化に、同市立東部中学校の３年生約80人と地域住民が13日、浄化作用のあるＥＭ（有用微生物群）発酵液を混ぜた土団子約２０００個をまいた」として、「ＥＭは有機物の腐敗を防ぎ、発酵して抗酸化物質や養分を作る。
河川やため池の浄化やふん尿のたい肥化など、環境衛生や農業、畜産などに活用されている」と解説、「生活排水が流れ悪臭が漂う権吉川などに団子を投げ入れた。
水中で少しずつ溶けるため効き目が持続、数カ月後に悪臭や濁りの具合や水質汚濁を示す数値を測って効果を確かめるという」とあります。
また、お隣の戸田市でも、６月に比嘉先生を招いての講演会と「花のまちづくりセミナー」が開催され、「リサイクルフラワーセンター」のＥＭ応用事業の発表や、戸田市長による挨拶で始まった「善循環の輪 埼玉南部の集いin戸田」では、比嘉先生と田中佳医師の講演が行われています。
他にも虫害や鳥害の防除に、激辛トウガラシといわれるハバネロとニンニクを細かく刻んで、焼酎、酢、ＥＭ、糖蜜とともに漬けて作った防除剤を空中散布し、効果を確認した富山県の事例などもみられました。
比嘉先生は「ＥＭを米のトギ汁等で増やし、トイレ、洗濯、掃除、風呂、野菜や食器洗い等々に使う。
そういうＥＭを利用した暮らし方が、幸福な社会を築く第一歩となる」と話されています。
また、「家庭から出るＥＭを含んだ生活雑排水は、排水口の詰まりや悪臭問題、それに伴う衛生問題を解決し、下水や河川や湖沼を浄化し、きれいで豊かな海を育みます。
人々は健康になり、室内の抗酸化レベルの向上も期待できます。すでに実行した人々は体験的に理解できていますが、効果が十分でない場合は、使う量と使い続けた期間に問題があることが多く、適切な量を効果が出るまで使い続けることが前提となります」とも常々力説されています。
このような活動を知るにつけ、私も健康、医療の面で、今後もＥＭ-Ｘを活用していきたいと、ますます意を強くしております。
なお、健康・医療に関するご相談は、ＥＭ-Ｘ予防医学研究所までぜひ、ご連絡ください。
（�筍娃苅�-４６１-２００９）
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