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末期がんと診断されてもあきらめるな
連載 97
2010/02/01
末期がんと診断されてもあきらめるな
私は医師としてのライフワークの集大成として、昨年から始めた、難病の方々への研究用EM飲料の提供の試みを、今後は末期がんの患者さんにしぼって、継続していこうと考えています。
EM―Xが市販されて16年経ち、その間、幾度かの改良を重ね、現在はEM―XGOLDとなりました。
その効果は抜群に高く、実際の電話相談の事例を検討してみても、全般的に多くの疾病の治癒率が上がってきたという感触を得ています。
当研究所に保管されたカルテには、筋ジストロフィー症、パーキンソン病、アルツハイマー、小脳変性萎縮症など、数々の難病の名が連なり、それらの症状が改善されたという患者さんの声が記載されています。
中でも、一番多いのは各種のがんが末期となっての相談例です。
ちなみに、昨年は神経難病の方にしぼってこの研究用EM飲料を提供してきましたが、パーキンソン病では35名中17名(51%)という改善の声が寄せられ、小脳変性症も51%、網膜色素変性症は12%という改善率が数値として出ており、これらの難病は完治させる薬がないといわれていますから、非常に目覚しい成果であると自負しております。
さて、末期がんの患者さんは、まさか自分が長年かかってきた病院から「もう治療の手段がないから」と追い出されるようにして退院させられるとは思ってもみなかったでしょう。
しかし、日本のがん治療の柱は『手術、抗がん剤、放射線』の3つの標準治療であり、それらが有効な患者さんがベッドの空くのを待っている状態がある以上、退院を要請するしかないのです。
確かにがんの治療法はここ数年で急激に進歩しており、がん細胞だけを標的として攻撃する分子標的薬の分野では、例えば乳がん治療の場合、ホルモン療法が有効とされていますが、その療法が効かない(ホルモン感受性がない)乳がんにも、効果を示す薬として、ハーセプチンが登場しました。
その他、慢性骨髄性白血病も、グリベックという分子標的薬のおかげで、ここ4〜5年の間に治癒率が大幅にアップしています。今やがん撲滅を目指し、次々に新しい治療法が開発されていますが、それだけでがんを克服できるかというと、まだ不十分といわざるを得ません。
まして、初診の際に初めて「末期がんです」と告知される例もしばしば見られます。このような方も含めて、全ての末期がん患者の方々に、EM飲料を提供したいと思います。なぜ末期がんに効果があるのかという点を、比嘉教授は以下のように解説しています。
「EM―XGOLDの高い抗酸化作用に加えて、今回のEM飲料には、有害物質を分解し反応性を持たない状態まで変化させる非イオン化作用が高く、その力ががん細胞の働きを抑制するとみられます。
また、がんや難病には何らかのウイルスが関与していると仮説を立てました。EMの抗ウイルス作用の高さも、がんをはじめとした難病の改善に効果をあげているのではないかと考えています」ということでした。
私自身は末期がんの方々の改善例が実際に多数おられる現状から、この試みは推進すべきという思いに至りました。
末期がんで医師から「何の手立てもない」と言われた方はぜひご一報ください。
入院加療の必要がある場合は、朝霞厚生病院で健康保険を適用して入院して頂くことになります(婦人科がんの専門医はいないので、入院を必要とせず、飲用だけですむ方のみ受け付けます)。
その判断は私が患者さんやご家族の方々と電話相談にて決めますので、あらゆる可能性を探りましょう。
現在は受付終了しております。
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