米国干ばつ:トウモロコシや大豆が高騰、日本に影響も

毎日新聞 2012年07月22日 10時01分(最終更新 07月22日 12時17分)

 日本はトウモロコシの輸入の約9割、大豆は6割以上が米国産で「穀物相場の上昇は幅広い食料価格の押し上げ要因となる」(商社)。日清オイリオグループとJ−オイルミルズは大豆が原料の食用油について、業務用1缶(16.5キロ)を200円、家庭用(1キロ)を10〜12円引き上げた。

 穀物価格の上昇は飼料価格にも影響するため、今後は食肉などの値上がりも予想される。07〜08年にかけての世界的な食料高騰時には、食品メーカーが麺類やパン、菓子類など幅広い品目で一斉に値上げに動いた。ただ、コメも含めた穀物全体が高騰した同年当時と比べれば、今回はまだ安定しており、急な値上げには進まないとの見方もある。それでも、「これ以上原材料費が上がれば、値上げで対応せざるを得ない」(弁当チェーン大手)と、関係者は危機感を募らせている。【岡田悟、ワシントン平地修】

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