七英雄 獅子の雄に許された挑戦権
漆黒の死神VS鋼鉄の巨人 複製の法則
裏技文字通りの裏技を俺は習得している。
その一つアイテム無限増殖の裏技【複製】
移動系魔法に空間をつなげることができるテレポート、召喚魔法のゲートと違い、情報を読み取り物質を分解して転送、転移先で再構成する物がある。
古代遺跡にある転移装置でこのタイプのものを研究し、転送中、転移物質を読み取った後に転移装置を急停止させ、誤作動させてコピーする荒技。
魔力のみで編み込んで作った幻想型、材料を用意してコピーする物質型が存在し幻想型は精製するのに大量の魔力を要するが、地震の魔力で編んだものなので、透明化、爆破、高速射出など応用性が高く、魔力を還元して自身のストックにすることもできる。
物質型は竜のウロコや牙で作られた剣を同じ炭素分子、カルシウム等、構成材質を牛や犬の骨で代用して作ることもでき、くず鉄と薪で名剣を練成することもできる。
更に幻想型は自身に魔力を還元する際にその剣に宿った残留思念を読み込み、達人の技量を習得することができる。
燃費が高いが応用性が高い幻想型
燃費が低く大量生産可能な物質型
物質のコピーはこんな物だ。 いや~ポーションとか練成する手間が省けて楽々。
問題は生物もコピー可能という事だ。
幻想型のコピーは思念体、幻獣として
物質型もクローンという形で成功する。
是れは魂と記憶を情報という概念に変えてコピーすることが出来てしまい。世に知れるとカンスト級の俺たちをコピーできてしまう悪魔の技だ。
ゆえに現在は使用を控えている。
他にも既存のスキルや古代魔法の様な遺失スキル、禁止スキルとも 【源呼吸】の様な新スキルとも違う裏技。
概念攻略の法則とは別の法則
【裏技】 複製の法則
■■■■■
「俺が相手だ」
鈴木氏が前に出る。
鉄人、鍛え上げ得られた肉体。コレだけでも脅威だが、先ほど腕に展開した駆動鎧。おそらく状況に応じて様々な装甲に感想いて戦うタイプか。
「変身」
なんのポーズも動作も行わず、変身しやがった! クソッ!ポーズとかとって時間かけようものなら変身中に攻撃仕掛けて、速攻で倒す算段だったのに!!!
アイアンマンかロボコップの様なスタイリッシュな駆動鎧。
白銀の鎧、フルフェイスのライダーヘルメット、鉄人が目の前に現れた。
「一人で戦う気か?」
「一人で十分だ。」
瞬間、鈴木氏の姿が高速で動き、姿が消える。
ズガァ!!
「ガア!?」
俺は後ろから飛んできた拳を首を傾けて交わし右拳の裏拳を鉄人の顔に叩き込む。
「目の前で消えた奴が現れるのは大体ここだろ?」
そのまま振り返りざまにケリを叩き込み吹き飛ばす。
斥候職、アサシン相手に不意打ちが通用するとでも?
「(デカイ、強い、速いが・・・・・・)」
「俺の方が速い」
先程、首を傾けかわした正拳突きが大地を抉っていることからも破壊力は圧倒的に俺を上回っているのは分かる。
鎧に仕込まれた兵器を使わず接近戦に持ち込んだのは俺の先程の投擲攻撃から下手な兵装より接近戦で戦ったほうが勝算があるからだろう、俺相手に銃のような構え、狙い、引き金を引くの3つの動作を必要とする攻撃は俺相手では致命的な隙になるからだ。
虚空から、影から幾本も幻想剣を取り出し連続で射出する。
「剣弾《》!」
何を叫んでんだ俺は~!!
なんだこれ? なんかこ~ 死にたい・・・・・・
剣弾って何? 中二病? もう俺今年で24よ? 異世界の空気に毒された?
「ライダーパーンチ!」
いい人だあの人!! 俺に気を使って技名叫んでるよ!
でも結構焦って弾いてるなぁ まぁ俺の二つ名が死神だから、一刺しすれば絶命する攻撃と勘違いしているのだろう。 威力が高い剣だが【概念崩壊の法則】は使用していない。問答無用の即死技は使うつもりはない。 でも弾いたのは失敗だ。
【爆破】
飛び交っていた剣、弾かれ地面に落ちていた剣が一気に爆発し、高熱の気化爆弾となり、鈴木氏の周囲の空気をも焼き払う。
剣の投擲、爆風、高熱、剣の破片、窒息の五重苦の過剰殺傷攻撃。
だが煙が晴れると其処に鈴木氏はいない!
「貰った」
左腕を巨大ドリルに換装し、地面を掘り進み右腕を大砲に換装し、地中で臨界点にまでチャージしたえベルギーを地中から打ち込む
アキラの足元から極光が飛び出し、光の柱が空の雲を天を割る。
爆心地はクレーターの様になり鈴木氏が一人立ち尽くしていた。
アリアがゴウタロウが勝利を確信した瞬間、それはあっさり裏切られた。
鈴木氏の影から無数の竜が湧き出て、襲いかかり鈴木氏をボロ雑巾のようにしてしまう。
アリアが助けに駆けつけるが強烈な悪寒が走り抜け、いそいでバックステップで飛び抜く。
すると先ほど走り抜けようとした箇所から無数の槍が地面から飛び出した。
「やっぱり勘の鋭さ、直感かよくかわせたね。」
地面から影を通して無傷の死神が現れる。
「彼らには殺さないよう命じてあるから心配しなくてもいいよ? ホラ?」
獣の叫びが収まる、鈴木氏のうめき声が聞こえ、まだ生きていることが分かる。
「何故無傷で 其れに我らの竜を・・・・・・」
「ネタバレはしない主義でね。すぐ答えを知りたがるのは先生感心しないな~。自分で考えな?」
「まぁ それは残念です♫」
アリアの声ではない第三者の声が響いた瞬間に魔の森から章に向かって蒼い炎が一直線に飛んで行き、アキラの側面を襲いかかり吹き飛んでいく。
「【火拳】いえ んん! 今のはメラゾーマではない メラだ。」
蒼炎の戦女神、魔の森両断する炎を撃ち放った最強の七英雄 伊藤 カグヤが女神の如き笑顔で降臨した。
「さぁ やりましょうか♫」
マリア「くふふふ押さないと悪魔嗾けるッス♡」
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