TvRock+TVTestの環境構築
これまで、あちこちにこの辺りの情報がばらばらに存在しているのでちょっとまとめてみようと思う。
ま、この辺のページは、あちこちに一杯有るので、私のためのページなんだけどね。
なお、このページでは、friioも他のチューナと同様に扱っている。
目次 |
下準備
インストールする為のファイルが必要になる。
以下のファイルを準備する。
必要な物
TvRock+TVTestで動作可能なチューナーを準備するのは当然の事ながら、幾つかのソフトウェアを準備する必要が有る。
以下何れも、古いものを使う理由は見当たらないので最新版かその前辺りの物を使うといいと思う。
- Microsoft Visual C++ランタイムパッケージ
SP1付のもあるが使った事は無い(はず。よく調べていない。(^^;)ので、判らない。- 2005版
Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86)からDLする。
64bit版はこのページの一番下の方にリンクがある。 - 2008版
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)からDLする。
64bit版はないっぽい。
- 2005版
- Microsoft DirectX9.1以上 - Windows Updateのカスタムで導入するのが簡単
手動でDLしてインストールするなら、DirecX(ダイレクトエックス)のページからDLできるようだ。 - TvRock - チューナー制御アプリ
TvRockなページのリンクからDLする。
2011/1現在の最新版は、2010/6/18リリースのTvRockVer 0.9u2- TvRockOnTVTest.tvtp - TvRockからTVTestを制御するためのプラグイン
以前はTvRockなページのリンクからDL出来たが、現在はDL出来ないので、適当にググルべし
- TvRockOnTVTest.tvtp - TvRockからTVTestを制御するためのプラグイン
- TVTest - 視聴録画アプリ
TVTest等のリンクからDLする。
2011/1現在の最新版は、TVTest ver.0.7.13 - BonDriver - 各チューナごとに見合ったものを準備する。
以下は個人的に使っている物なので、その他は適当に探してみるべし。
多分対応していれば、「BonDriver 機種名」でググレる筈。- friio用:friioの公式サイトでもDL可能。(古いかも?)1種類しかなく白黒共用のようだ。(黒は持ってないので不明だけど)
- BonDriver_friio.dll
- MonsterTV HDUS用:未対策版と対策版の2種類あるが、両者に互換性はないらしい。(らしい)当方は、最初期出荷版なので未対策版を使用。
- 未対策版:BonDriver_HDUS.dll
- PT1/PT2用:PT1とPT2の共用の物が出ている。またアーカイブには放送波別に2種類入っており、地デジ用とBS/CS用は別物となっている。
- 地デジ用:BonDriver-PT-T.dll
- BS/CS用 :BonDriver-PT-S.dll
- PX-S3U用:DLしてきたアーカイブ内には3つのdllファイルが有るのみで説明書等が無い。
名前から以下のものがBonDriverと判るが、他の2つはなんなのか不明。- 3波共用:BonDriver_3WTV.dll
- 本来上記のみのみで良い筈だが、何の為に存在するか不明なので念の為、解凍して出来る他の2つのdllも入れている
- friio用:friioの公式サイトでもDL可能。(古いかも?)1種類しかなく白黒共用のようだ。(黒は持ってないので不明だけど)
必要に応じて
以下の物は、何れも必須ではない。
基本的にBonCasLink以外は、編集用ツールとかなので録画専用PCには不要だともいえる。
- BonCasLink - B-CASカードを複数のPCで共有する場合に使う(CS放送の場合必須かも?)
- TsSplitter - TSファイルから必要な情報のみ切り出すツール
- Multi2Dec - 復号に失敗したファイルを復号する為のツール ※B-CASカードの情報が必要
etc.
PC環境
基本的にメーカー推奨の環境で動作させ、動作チェックをした方が良い。
製品に異常が有る場合、当然TvRock+TVTest環境でも動作しないので、まずはその環境で動作チェックを行うのがベター。
OSは、多くの場合、チューナー側の問題で最低限Windows XP SP3以降の環境が必要となる。[1]
但し、中にはドライバの作成やサポートの手間などから、早々にWindows XP非対応を謳う物が少なくないのでOSの対応状況はよく調べておく。
64bit環境については、チューナーデバイスがその環境に対応している必要があるので対応可否は調査する必要が有る。
元々32/64bit版が存在するWindows 7/Vistaの場合、Windows7/Vista対応と書かれていれば、64bit版でも動作する。(事になっている。)
一般的に64bit版で駄目な場合は、「64bit版は非対応」等と明記されている。(はずなんだけど?)
反対にWindows XP対応であっても、Windows XP Professional x64 editionは、対応が明記されていなければ動作しない事が多い。[2]
これは、名前が同じでも基本的Windows XPの32bit版と64bit版とでは殆ど別のOSである事に由来する。[3]
機器が64bit対応であっても、その他にも署名問題などもあるので、32bit版OSの方がトラブルは少なく構築も楽だと思う。
しかし、64bit版には64bit版なりのメリットを享受出来るのもまた事実なので、Windows7を使う場合は極力64bit版を個人的に選択している。[4]
あと、サポートが終了した古いOS(Windows2000と16bitOS)は、
- MicrosoftがDirectX9.1が無い(サポート切れOSの為にMSが対応する筈が無いので待っても無駄)
- ランタイムライブラリが無い(サポート切れOSの為にMSが対応する筈が無いので待っても無駄)
- チューナーの正規ドライバが無い(Win 2kでも対応するデジタルチューナは見たことが無い)
- BonDriverが動かない(ランタイムライブラリが無いので当然)
と言った理由で動作しない。(無駄なんで試した事も無いけどね。)
その他にビデオカードがDirectX9.1で問題ないものであることを確認しておく必要も有る。
インストール作業
事前準備
TvRock+TVTest環境構築前にやっておく必要が有るもの。
切り分けを容易にすると言う観点から、余計な情報を含まないようにOSをクリーンインストールしてからがお勧め。
各チューナのインストール
使用するチューナをそのチューナごとのインストール方法でインストールする。
ここでは、切り分けの為インストールしたチューナが正規の方法で動作するかまで確認しておくのがベスト。
- PT1/PT2のインストール
- 基本は、[アースソフトのPT1 / PT2 共通目次]を参照。
上記ページを参照すれば、PCへの取り付けドライバのインストールなどを完了できる。
また、同様に製品の動作チェックも行えるはず。
- 基本は、[アースソフトのPT1 / PT2 共通目次]を参照。
- MonsterTV HDUS(未対策版)のインストール
- PX-S3Uのインストール
- friioのインストール
ランタイムパッケージとDirectXのインストール
2つのランタイムパッケージと必要に応じてDirectX9.1をインストールしておく。
インストールは、いずれもダウンロードするファイルが自動実行型なのでダブルクリックし後は画面の指示に従ってインストールする。
ソフトウェア類のインストール
インストールと言っても、基本は、ダウンロードしてきたアーカイブファイルを解凍するだけの作業となる。
64bit版での環境構築について
OSは、必ずWindows Vista/7の64bit版である必要が有る。(恐らくWindows XPの64bit版はNGではないかと思う。)
しかし、64bit版Windowsで構築したからと言って64bit環境と言う訳ではない。
通常は、64bit版Windowsでも、32bit版の環境で構築となっていると思う。(ネットの情報を参考にすると32bit版と言う所が多いので。)
理由としては、その他の全ての環境(BonDriverとかを含め)が64bitに対応している必要があるから。
1つでも対応していないと正常に稼動しないらしい。
対応状況から考えて64bit版Windowsでも32bitの環境でで構築した方が安全と言える。
TvRockのインストール
ダウンロードしてきたTvRockのアーカイブファイルの中身をインストールするPCのどこかに解凍するだけ。
特にインストーラなどはないので解凍するだけで完了する。
TvRockは、通常、バージョン番号付のフォルダに入った状態でアーカイブされている。
そのままでも全然OKだが、私は適当なところ(ファイルサーバ)に解凍してからインストールフォルダへコピーしている。
インストールフォルダは、Vista以降、Program Files以下だと後々面倒なので、私はcドライブ直下にTvRockと言うフォルダを作成している。
TVTestのインストール
ダウンロードしてきたTVTestのアーカイブファイルの中身をインストールするPCのどこかに解凍するだけ。
特にインストーラなどはないので解凍するだけで完了する。
TVTestは、通常、下位のフォルダ以外、フォルダになっていない状態でアーカイブされている。
なので、私は、適当なところ(ファイルサーバ)にディレクトリ構造を維持したまま解凍してからインストールフォルダへコピーしている。
インストールフォルダは、Vista以降、Program Files以下だと後々面倒なので、私はcドライブ直下にTVTestと言うフォルダを作成している。
TvRockOnTVTestのインストール
TvRockOnTVTest.tvtpのアーカイブをTVTestをインストールしたフォルダの下にあるpluginsフォルダに解凍する。
アーカイブには、幾つかのファイルが有るが、TvRockOnTVTest.iniと以下のいずれかの2つだけにする。
- 32bit環境:TvRockOnTVTest.tvtp
- 64bit環境:TvRockOnTVTest.x64.tvtp
両方とも入れると、TVTest起動時に両方とも読み込まれしまうので余計な物は入れるべきではないから。
64bit環境の場合、TvRockOnTVTest.iniをTvRockOnTVTest.x64.iniにリネームするのを忘れないように。
なお、TvRockOnTVTest.iniは、DLしてきたファイルに含まれていない場合もある。(PX-S3U用のものには含まれない。)
また、無くても自動作成はされずデフォルト設定された事になる。
きっちり設定する為には、他から探してくるか、自分で作成する必要が有る。
自分で作成する場合は、
[DID_A]
- 設定の対象となるデバイスIDをセクション名とします。
- 以下は設定例ですので、TvRockの設定に合わせてDIDなどを適宜書き換えてください。
- x64版(TvRockOnTVTest.x64.tvtp)の場合は、ファイル名をTvRockOnTVTest.x64.iniに変えてください。
- チャンネル切替がうまくいかない場合、チューニング空間のインデックスを直接指定してください。
- 設定を有効にする場合、各設定の先頭の ; を削除してください。
- 地デジの設定。CATVの場合は1にするとうまくいく場合があります。
- TerrestrialIndex=0
- 地デジのチャンネルがUHFとCATVの両方にある場合は2つ指定します。
[DID_B]
- TerrestrialIndex=0
- TerrestrialIndex2=1
- BS/CSの設定。
[Settings]
- BSIndex=0
- CSIndex=1
- バッファの長さ(パケット単位)です。10000から100000の間で指定でき、デフォルトは20000です。
- 通常、変更する必要はありません。
- BufferLength=20000
を参考に。
BonDriverのインストール
必要なBonDriverをTVTestをインストールしたフォルダに解凍する。(ここでは、c:\TVTest)
PT2ならPT2用のもの、friioならfriio用と言うように各チューナごとに専用となっており他の物は流用できない。
通常必要な物は、BonDriver*.dllと言うファイルだけだが、物によっては他に必要な物も有るようだ。
なので、基本的には全ファイルを解凍しておいた方が良いかも知れない。
ソフトウェアの設定
ここでは、
- TvRockフォルダ:c:\TvRock
- TVTestフォルダ:c:\TVTest
として説明する。
事前準備
BonDriver*.dllのファイルは、使用するチューナーの台数分だけ必要になるので、コピーしてリネームして準備する。
リネームの方法は、元の名前のファイル名の末尾に0~の数字を順につけていく事になっているとの事。
例えば、PT2の場合、アーカイブを解凍すると、
- BonDriver_PT-T.dll
- BonDriver_PT-S.dll
という2つのBonDriverしかないので、このままでは2チューナ分しか無いので全てのチューナを使用することが出来ない。
なお、拡張子の前のTは地デジ用、SはBS/CS用を表しており双方に互換性が無いので要注意。
そこで、それぞれを1つずつコピーして以下のようにリネームしておく。
- BonDriver_PT-T0.dll
- BonDriver_PT-T1.dll
- BonDriver_PT-S0.dll
- BonDriver_PT-S1.dll
同様にPT2を2枚挿しで使用する場合は、3つずつコピーして
- BonDriver_PT-T0.dll
- BonDriver_PT-T1.dll
- BonDriver_PT-T2.dll
- BonDriver_PT-T3.dll
- BonDriver_PT-S0.dll
- BonDriver_PT-S1.dll
- BonDriver_PT-S2.dll
- BonDriver_PT-S3.dll
と言うようにする。
friioの様なシングルチューナの場合、1台だけならコピーやリネームは必要なくそのまま使えば良い。
ファイル名に「0」を付加する必要は無い。(その他の例としては、PX-S3UやMonsterTV HDUSなど。)
余り無いと思うが、PT2のようなチューナでも使用するチューナをT0/S0のみに制限する場合等もコピーやりネームは必要無い。
また、3波チューナでもPX-S3Uのように元々BonDriverが1種類しか無いなら特に地デジ用、BS/CS用を作る必要は無い。
ただし、同じチューナーを2台以上複数使用する場合は、PT2などと同様にコピーして連番を振ってリネームして台数分用意する必要が有る。
設定作業
PT2での設定例を示してあるのでその他の場合は、適当に読み替える。
TvRockの設定
- TvRockフォルダにあるDTune.batを起動する。
- 同じところにあるFTune.batはfriioセットアップ専用で、friio提供のアプリケーションで使用する場合に使う。
- 何れのバッチファイルも起動させると環境を1から再構築してしまうので2つのバッチファイルを使ってfriioと他のチューナーの共用設定は出来ない。
- ちなみに私個人は、friioもBonDriverを使いDTune.batで設定しているのでFTune.batは使った事が無い。
- 以下のダイアログが表示されるので「OK」をクリックする。
- 以下のダイアログが表示されるのでインストールするチューナの台数分を選択し「次へ」をクリックする。(最大8チューナー)
- 以下の画面が表示されるので各設定値を入力し、「次へ」をクリックする。
- 設定項目について
- 各チューナーの設定画面の間では、「戻る」と「次へ」で行き来が可能なので各チューナー毎に確認しながらやった方が良い。
- しかし、最後のチューナーで「次へ」をクリックしてしまうと次の設定に行ってしまい戻れなくなるので要注意。
- 視聴・録画アプリケーションが有るフォルダ:「参照」ボタンをクリックして設定する(c:\TVTestと手入力しても可)
- チューナータイプを選択するが、ここでは両方を選択出来ない。
- PX-S3Uは1チューナで3波だが、設定完了後に手動設定する事として、ここではBS/CSを選択しておく
(理由:地上波デジタルより設定項目が多いので楽する為(^^;)
- PX-S3Uは1チューナで3波だが、設定完了後に手動設定する事として、ここではBS/CSを選択しておく
- 実行アプリ名(視聴用)・実行アプリ名(録画用):両方ともTVTest.exeと入力する。
- オプション:視聴用
- /d BonDriver_PT-T0.dll /DID A
- 上記のフォーマットで入力する。
- 末尾のAは各チューナーでユニークであれば特に気にする必要は無いようだが、通常はチューナー1ならAと言う風にシーケンシャルに設定する方が良い
- /d BonDriver_PT-T0.dll /DID A
- 入力が完了したら、「視聴テスト」をクリックし、視聴可能である事を確認する。
- この時、一度も起動していないとチャンネルスキャンを要求してくる事がある
- 時間が掛かるので「キャンセル」して後回しにしてもいいが、最終的に全てのチューナーでチャンネルスキャンは必須なのでここでやっておいた方が良い
- オプション:録画用
- /d BonDriver_T0.dll /nodshow /min /DID A
- 上記のフォーマットで入力する。
- 末尾のAは必ず視聴用と同一にする
- /d BonDriver_T0.dll /nodshow /min /DID A
- 録画フォルダ:「参照」ボタンをクリックして適当な場所を指定する
- 全て設定が完了したら、最後のチューナー設定画面で「次へ」をクリックする。
- 設定項目について
- 以下の画面が表示されるので、「次へ」をクリックする。
- 地上波チューナーを選択している場合以下の画面が表示される。(設定していない場合は、表示されないので読み飛ばす)
- 「視聴地域チャンネル一覧」をクリックすると以下の画面が表示される。
自分の視聴地域を選択する。(「放送波」はクリックしても地上波のみなので設定不要)
- 「このチャンネルを設定」ボタンをクリックして設定し画面を閉じる
- 手動で設定追加や変更削除がしたい場合は、以下の手順で行う
- 順番の変更はここでは行えないので設定完了後でツールのチャンネルエディタで行う
- 「設定」ボタン:既存チャンネルの情報を変更する。
- 左の一覧から変更したいチャンネルを選択する
- 右側の「チャンネル名」「チャンネル」「サービスID」に現在の値が表示されるので適当に編集する
- 編集完了後「設定」ボタンをクリックすると反映される
- 「追加」:新規チャンネルを追加する。
- 右側の「チャンネル名」「チャンネル」「サービスID」に追加したいチャンネルの情報を入力する
- 左側のチャンネルから選択して編集しても良い
- 編集完了後「追加」ボタンをクリックすると一番下に追加される
- 右側の「チャンネル名」「チャンネル」「サービスID」に追加したいチャンネルの情報を入力する
- 「削除」:既存チャンネルを削除する。
- 左の一覧から削除したいチャンネルを選択する
- 編集完了後「削除」ボタンをクリックすると削除される
- 設定が完了したら「次へ」をクリックする。
- 「視聴地域チャンネル一覧」をクリックすると以下の画面が表示される。
- BS/CSチューナーを選択している場合、以下のBSのチャンネル設定画面が表示される。(設定していない場合は、表示されないので読み飛ばす)
- 必要に応じてチャンネルを編集する。変更手順は、上記の地上波の項を参照
- WOWOWと契約しないならWOWOWとスターチャンネルは削除しても構わない
- WNI 910等の追加されている番組をを見るつもりがあるならここで追加しておいた方が良い
- BSのマルチチャンネルやデータ放送も追加するならこの時点でやっておいた方が良い[5]
- チューナーがPX-S3Uのみならチャンネルをこの時点で変更してもいいが他のチューナーもある場合はここではしない方が良い
- BSチャンネルの設定が終ったら「次へ」をクリックする。
- 必要に応じてチャンネルを編集する。変更手順は、上記の地上波の項を参照
- 以下のCSのチャンネル設定画面が表示される。
(設定していない場合は、表示されないので読み飛ばす)(未契約など視聴する予定が無い場合も、この項を読み飛ばす)
- 必要に応じてチャンネルを編集する。変更手順は、上記の地上波の項を参照
- TvRockが持っているCS放送(スカパーe2だが)の情報は古く現行の状態とは相違点がかなりある
- 特にPT2のように複数のチューナーがある場合ここでやる方が楽だと思う
- CSチャンネルの設定が終ったら「次へ」をクリックする。
- 必要に応じてチャンネルを編集する。変更手順は、上記の地上波の項を参照
- 以下の番組情報取得画面が表示されるので「次へ」をクリックする。
ファイル:TvRock8.JPG
- 約30分ほど掛かる。(衛星放送は多分打ち切られるので後でやりなおす必要が有るかも?
- 前述のチャンネルスキャンをしていない場合は、ここでも要求される
PX-S3Uで設定する必要が有るもの
チャンネルスキャン後にTvRockでチャンネル変更をすると放送局が異なるものが存在する。
恐らく、BonDriverの問題だと推測されるが、TvRockの設定画面を開き各チューナーのチャンネルを手動で設定する必要が有る。(BS対策)
以下の表がそれを纏めた物となる。
設定完了後にRockバーを右クリックし、「設定」のチューナータブで以下のチャンネル情報の変更を行う。
チャンネル | TvRockでチャンネル切替状況 | 対策 |
---|---|---|
NHK BS1 | BSフジになる | チャンネルを+1してNHK BS hにする(786186482) |
NHK BS2 | BSフジになる | チャンネルを+1してNHK BS hにする(786186482) |
NHK BS h | NHK BS1になる | チャンネルを788677392にする[6] |
BS日テレ | BS-TBSになる | チャンネルを+1してBSフジにする(783696081) |
BS-TBS | OK | 対策不要 |
BSフジ | BS日テレになる | チャンネルをNHK BS1/2にする(786186481) |
BS朝日 | OK | 対策不要 |
BSジャパン | OK | 対策不要 |
BS11 | スターチャンネルになる (大概何も映らない) |
チャンネルを+2してTwellVにする(778584209) |
TwellV | 衛星劇場(CS)になる (CS未契約だと何も映らない) |
チャンネルを-1してスター・チャンネルにする(778584208) |
WOWOW | OK | 対策不要 |
もしかすると、同メーカのPX-W3PEにも適用する必要が有るかも知れない。(PX-W3PEは所有していないので不明だけど。)
TVTestの設定
PX-S3Uで設定する必要が有るもの
ここで説明する設定は、CS放送で必須の物であり、地デジ/BSは必ずしも設定する必要は無いようだ。
このファイルが無い状態だと、CSの視聴に問題があったが、地デジとBSの視聴には問題なかったので。
C:\TVTest\plugins\TvRockOnTVTest.iniをテキストエディタで開き、以下の部分を設定する。
内容は、PX-S3Uが使用するチャンネル空間の設定。
[DID_A] TerrestrialIndex=0 BSIndex=2 CSIndex=2
- [DID_A]のAは、PX-S3UのDTV Targetを指定する(A~Hのいずれか)
- TerrestrialIndexは、地デジのチャンネル空間を指定するパラメータ
- どうやら、デフォルトで0のようなので省略しても大丈夫
- BSIndexは、BSのチャンネル空間を指定するパラメータ
- どうやら、デフォルトは2のようなので省略しても大丈夫
- CSIndexは、CSのチャンネル空間を指定するパラメータ(設定必須)
- この設定が無いとデフォルトは1とされてしまい、CATV(ケーブル)として扱われてしまう
TVTestで設定した方が良い物
録画ファイルのサイズは、スカパーe2!(CS放送)の場合概ね30分で8GBほどの大きさになる。(地デジだと2.5~3GB、BSだと3.5GB程度になる。)
しかしこれには、物理チャンネルに含まれる目的外の番組の情報まで含まれている。
TS分割などするとわかるけど、実際は目的の番組のみのサイズは、
- SD放送:1.0~1.6GB程度(古い番組ほどファイルサイズは小さくなる※)
- HD放送:4GB前後(SD放送ほど顕著にサイズ差は出ないようだが、古いものはやはり小さめになる。)
※古い番組でHDリマスター処理などをしていない物ほど元々の情報が少ないためファイルサイズは極端に小さくなる。
特に1970年代の番組だと、経験上600MB程度にまで小さくなる番組もあった。(モノクロだともっと小さくなるかも?)
なお、最近の番組だと1.2GB程度が標準サイズ。
と、少なくとも半分以下しかなく、無駄な部分が非常に多い。(上記のように1/10以下になってしまう場合もある)
録画した後にTsSplitterなどで必要な放送のみを切り出してもいいが、以下の設定をする事で録画する時点でファイルサイズを小さくする事が出来る。
- TVTestを起動し、画面を右クリックしてメニューを出す。
- 左側の「録画」をクリックする。
- 「現在のサービスのみ保存する(S)」にチェックを入れる。
- 「OK」ボタンをクリックして閉じる。
この設定をする事で録画したい番組のみを保存するようになり、目的外の番組が保存されなくなる。
なお、TVTestの実行ファイルは、複数起動できる実行ファイルとなっている。
そのため、設定に関してもTVTestに対してになるチューナーごとにではないので一度設定する事で全てのチューナーの録画に反映される。
地デジやBS放送には、ワンセグの情報等も含まれるが、その情報も記録されなくなる。
TvRockでこの情報を制御する事は出来ないので、この番組だけワンセグも残したいなどと言った柔軟な運用は出来ない。
ワンセグ情報などを残したい場合は設定すべきではない。
地上波やBS放送の場合、ワンセグ情報以外にも同じ物理チャンネルを使って幾つか別の放送も送信されている。(事になっている。)
ただ、その多くはマルチ編成用のチャンネルだったりデータ放送用のチャンネルとなっている。
今の所、地デジやBSでマルチ放送を行っているのは、地デジのNHK教育のみであり、データ放送もやっていない事が多い。
(特にBS放送ね、まぁ、BSでマルチ放送してもTVショッピング番組が増えるだけのような気がするが。(爆))
しかし、同じBS放送でも、例外的に
- NHK BS1、NHK BS2、WNI(NHK hは物理チャンネルが異なるので含まれない)
- BS11、スター・チャンネル ハイビジョン、TwellV
の2つの物理チャンネルはCS放送同様、同じ物理チャンネルで送出されており1つのTSファイルとして記録されるため、上記設定が有効となる。
しかし、現在の予定で、2011/4よりNHKのBS放送は、3チャンネル体制(NHK BS1/2とNHK h)から2チャンネル体制に再編成されるとのこと。
また、地デジでもTOKYO MXが2011/2/1より2チャンネルのマルチ放送を開始し、多くの時間で2つの放送を送信するようになる。
今後は、こういう放送局も増えていくと思う。
他のサービスは、他の方法で記録した方が良いのかも知れない。
注意事項
TvRock
TvRockフォルダにあるDTune.bat、FTune.batを不用意に設定完了後に起動さてはいけせない。
これを起動させただけで環境が壊れてしまう事があるので、設定完了後は、以下のいずれかとした方が良い。
- 削除するか別の場所に保存しておく
- 拡張子をバッチとして起動しない物に変更する(txtなど起動しても問題ないものなど)
- 間違って起動させないよう、TvRockの起動は以下のいずれかからにする
- デスクトップにショートカットを作成する
- スタートメニューにショートカットを作成する
- タスクバーにショートカットを作成する
ちなみにUnInstall.batは、起動させただけでは何もしないのでそのままでも大丈夫。
TVTest
設定が完了したら、不用意にチャンネルスキャンはやめておこう。
各チューナーごとに設定してある場合は、なくなってしまうので。
ダウンロード
TvRock作者のサイトがなくなったので、最終版のみをダウンロードするためのリンクをも設けておく。
TvRock09u2
- ↑ Windows XP SP2以前のOSはMicrosoftがサポートを終了しているので、デバイスメーカ側もサポートをしない為。
- ↑ 経験上一般のソフトウェアは9割動いたが、ハードウェアは半分以上駄目だった。
- ↑ Windows XP Professional x64 editionは、AMDの要求で64bit版のWindows Server 2003を元にやっつけで作られたらしい。
- ↑ 搭載メモリ4GB以上を有効に使えるメリットは大きい!
- ↑ データ放送はやってるようだがマルチチャンネルはNHK BS1/BS2くらいしか見たこと無いような?
- ↑ 関連性が無く何故こうなっているかは不明。恐らくPT2などで設定すると何も映らないかも?