2009年11月から2010年12月に出版されたビジネス書を対象に、その年を代表するビジネス書を選出し、表彰する「ビジネス書大賞2011」が発表され、大賞に『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建/著、東洋経済新報社/刊)と『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海/著、ダイヤモンド社/刊)の2作品が選ばれた。
また、最優秀著者賞として『働く君に贈る25の言葉』(WAVE出版/刊)、『そうか、君は課長になったのか。』(WAVE出版/刊)の2冊が評価された佐々木常夫さんが選出された。
『ストーリーとしての競争戦略』は2010年4月に刊行された、500ページの本格経営書。大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられているという点で共通していると指摘する。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』は言わずと知れた2010年の出版業界を代表するベストセラー作品。昨年末にはオーディオブック版が「オーディオブックアワード2010」を獲得、アニメ化や映画化なども含め、出版から1年以上経過した今でも話題を集めている。
今回のビジネス書大賞の詳しいランキングや選評は、4月26日発売の『このビジネス書を読め! ビジネス書大賞2011』(ビジネス書大賞実行委員会/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)に掲載されている。良いビジネス書は、どの本も時代を超えて通じる示唆を与えてくれる。ビジネス書にあまり馴染みがない人もこの機会にビジネス書に触れてみてはいかがだろう。
(新刊JP編集部/金井元貴)