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芝の産地つくばで安全性確認
7月20日 0時52分

芝の産地つくばで安全性確認
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校庭の芝生化を進めている東京都教育委員会の担当者が、芝の全国一の生産地、茨城県つくば市を視察し、芝の農地の放射線量を測定して安全性を確認しました。

つくば市を視察したのは、東京都内の公立学校で校庭の芝生化を進めている東京都教育委員会の職員12人です。
19日は、生産者の団体や市の関係者から、芝の生産状況や安全管理について説明を受けたあと、市内の芝の農地を視察しました。
つくば市は、芝の作付面積がおよそ3000ヘクタールと、全国の半分を占める日本一の生産地ですが、去年の原発事故のあとは、放射性物質への懸念から、売り上げが一時30%から40%減ったということです。
視察した一行は、持参した測定器で放射線量を測定して、地上から1メートルの高さで0.046マイクロシーベルトと低い値であることを確認しました。
東京都教育委員会の谷島明彦地域教育支援部長は「都庁舎の周りより低いくらいなので、自信を持って校庭に敷き詰められる」と話していました。
つくば芝生事業協同組合の松本文己副理事長は「視察を通して安全だと示してもらえるのは本当にありがたい。これからも安全な芝を提供していきたい」と話していました。

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