【動画ニュース】
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中学校の教諭が盗撮を行おうとした問題が先日明るみになったのに続いて、
今度は高校の教諭が部活動の部費から100万円余りを着服したことも発覚し、
県教育委員会は20日、2人を懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは指宿市の北指宿中学校の上園淳一教諭と、
鹿児島市の鹿児島南高校の加藤俊一教諭です。
県教委によりますと、上園教諭は先月、
生徒が更衣室として利用している校内の部屋に盗撮目的で
ペン型のビデオカメラを設置したということです。
一方、加藤教諭は去年6月から今年5月にかけて、
バスケットボール部の部員から徴収した部費の一部101万円余りを着服したほか、
これを隠ぺいするため領収書58枚を偽造したということです。
今年度に入って懲戒処分を受けた県内の教職員の数はこれで10人となります。
相次ぐ教職員の不祥事を受けて県教委は外部の有識者で構成される
「不祥事根絶委員会」を設置していて、委員会は来週、提言をまとめる見通しです。