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福島沖のタコ、初の県外販売 「検査済み」表示し

福島県沖で取れたタコを買い求めるスーパーの客=21日午前、宮城県亘理町

 東京電力福島第1原発事故後に福島県沖で取れた魚介類が21日、初めて県外で販売された。ミズダコなどを仕入れた宮城県亘理町のスーパーシシド亘理店では、午前9時半の開店から客が試食したり、商品を購入したりした。
 19日に福島県相馬市に水揚げされ、21日朝に同市の市場で競り落とされたミズダコ100キロとシライトマキバイ(ツブ貝)15キロが同店に到着すると、店員がすぐに商品を並べた。陳列ケースには「検査済みの安心・安全なタコです」との案内とともに、放射性物質が不検出だったとの福島県漁業協同組合連合会の測定結果と検査証明書も張られていた。


2012年07月21日土曜日


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