2012年07月18日

神田で3軒

/富山ブラックラーメンだらんま@神田にて油そば/三田製麺所神田店にてつけ麺涼梅/名代宇奈とと神田店にて鰻の蒲焼き(大)/

 やや寝坊に付き、最寄り駅までバス。
 バス代170円を稼ぐには駅まで20分歩かなければならない田舎に住んでいるのですが、そんな田舎者の戯れ言を真に受けて「営業妨害だ」とか言われてもなぁ。

 お昼は富山ブラックラーメンだらんま@神田にて油そば800円
 浅草に2号店があるのでそちらも訪問したいと思いつつ、新しいメニューが発売されたと聞いて食べにきました。
 夜限定でおつまみメニューを始めたようですが、飲み物は瓶ビールしか用意されていません。
 「富山ブラック!!」をひっさげて神田にオープンしたときはぐっと構えましたが、その後、落ち着いたみたいでお客さんは半分くらいの入りです。
 ラーメン屋を経営したことがない人の戯言ですが、ラーメン屋ってどのくらいのお客さんが入れば営業が成り立つのでしょうか。

 ランチタイムは外待ちができるほど並ばないとダメなのかな、外待ちできても客数以上は売れないわけだから客数もそれなりに必要だし、そうすると家賃とか人件費も掛かるだろうし。
 よく分からないので、食べる側でわいわいやっていた方が楽だな。
 何回か訪問した開店当初同じ三人体制で調理されていて、出来上がったラーメンをカウンター台越しに渡さずにぐるりと回って客席まで運ぶスタイルも同じ。

 8分ほどして油そばが運ばれてきました、平皿に盛り付けられていると冷やし中華みたいですね。
 油そばって事で良くかき混ぜるのだろうと、箸を割り入れて麺を持ち上げ、全体を良くかき混ぜます。
 ラーメンと同じ極太縮れ麺のようで、全体的に振りかけられた黒胡椒も相まって濃いめのタレと良くあってとても美味しいです。
 卵黄が尖った辛味を抑えてくれていますが、その尖りが好きなお客さんも少なくないでしょうから、卵黄は別トッピング(またはサービス)がいいなぁ。

 厚めに切り分けられたチャーシューはとても美味しく、メンマ、刻みネギは普通でしたが、赤巻かまぼこってなんだろうか。
 夜にはお酒のつまみとしても単体発売されていますが、周りを色づけされたかまぼことどこが違うのかなl。
 途中からラー油と酢を回し掛けてご馳走様でした。

 お昼は三田製麺所神田店ホームページ)にてつけ麺涼梅(中:300g)800円
 三田に三田製麺所がオープンした頃から何回か食べに行っていて、歌舞伎町、恵比寿南、くらいまでは開店ダッシュしていましたが、あっという間に息切れしてしまい。
 今年の7月には梅田にもオープンして全14店舗、閉店したという話しを聞かないので地道に店舗を増やしているのでしょう。
 店内に入るとガランと広い三田製麺所の雰囲気、場所柄か歌舞伎町店では券売機制でしたが、他の店舗は伝票制になっているので、先に空いている席に座ります。

 厨房を囲むカウンターは5席、3席、8席、テーブルは6人掛け1卓、4人掛け5卓、夜の居酒屋営業にもきっちりと対応できます。
 一部店舗や期間でラーメンを発売したことがあるようですが、基本はつけめん、辛つけめんの2種類で、麺量は200g、300g、400gまでは同額、500gは100円増しです。
 店先は2種類の限定メニューが告知されていますが、辛い方は土曜日(21日)からの販売、梅の方は先週の土曜日(14日)から販売になります。
 カウンター席でお冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待っていると、8分ほどして出来上がって来ました。

 ポップには『特製梅肉つけ汁に大葉,とシソの実が爽やかな純和風つけ麺です。』とのあります。
 通常のつけ麺のつけ汁に梅肉を溶かし込み、大葉、シソの実を乗せただけですが、このアイディアが秀逸で実に美味しく仕上がっています。
 特にシソの実がとても美味しくて、他のつけ麺屋も真似して欲しいな。
 ベースのつけ汁は濃厚豚骨魚介、一時は新店が出ると必ずこのスープでしたが、今では余り見かけなくなりました。
 麺は店名にあるような自家製麺でぴかぴかと光ったつるつると太麺、麺だけでも十分に美味しいのに、つけ汁を付けてもっと美味しい。

 トッピングを増やしたり、スープに味を足したりして限定メニューをジャンジャン出すお店も多いけど、この店は滅多にやりませんね。
 なんてことを考えていたら食べ終わってしまい、卓上に置かれたポットから割りスープを入れてスープ割りを楽しみます。
 熱々にはなりませんでしたが、猫舌の私にはちょうどいい感じ、ご馳走様でした。

 夜は今月未食の御徒町に向かおうとしましたが、耳寄りな情報をキャッチしたので来週回し。
 なんてことなく鰻が食べたくなり、鰻丼やうな重ではなく鰻だけを食べたくて、名代宇奈とと神田店ホームページ)にきてみました。
 店先に貼り出されているメニューを見て単品売りが無ければやめようと思いましたが、しっかりあるので入ってみました。
 真ん中通路の両側カウンター10席ずつくらい、お客さんはポツリポツリ、飲んでいるお客さんは一人だけいました。

 先ずは(焼きに時間が掛かるかもと思って)「肝串、塩とタレで」とお願いすると女将さんが「肝串ね、何か飲まれますか?」と聞いて下さったので、メニューを見ずに「生下さい」とお声を掛けました。
 料理の味に好みがあるように、接客にも好き嫌いがあることが当たり前ですが、こういう半ば押しつけがましいお店は好きです。
 「肝串だけ食べるのはおかしい、きっとアルコールを飲むだろう」と思われてもお客さんが何か言うまで黙っているお店もあるでしょうし、そういう接客が好きなお客さんも多いと思います。

 「生下さい」とお願いしたら「中と小がありますが」と聞き返されるのが好きなお客さんも多いでしょうし、無条件に中を出すお店が好きなお客さんもいるんじゃないかな。
 肝串は塩とタレで別のお皿で出され、食感も味わいも独特、大好き、ああ、ビール一杯では全然足りませんが飲み物を勧めてくれた女将さんは帰っちゃったし。
 二杯目はレモンサワー、サワーが入っていないんじゃないかと思うほどさっぱりしたレモン水。

 さて、飲んでいるときにずっと悩んでいたこと、蒲焼きは小か大か、400円か600円か、食べきれないと言うことは無いだろうけど、値段にあった200円なのか。
 鰻の蒲焼き(大)600円、今年の鰻の高騰をから考えればこのポーションはあり得ないですね。
 ふんわりと柔らかい鰻の身、醤油や味醂やあれやこれやで作り上げたタレで味が付けられていて目を閉じてしまう美味しさ。
 鰻は年に何回も食べないので、食べる前から美味しいフィルターが掛かっていますが、それでも美味しいです。
 さわさわっと食べ終わってしまってご馳走様でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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