バチカンも3D映像対応へ ソニー製、中継車を購入16日、バチカンで記者会見するバチカンの報道官(左)ら(AP=共同) 【ローマ共同】ローマ法王庁のテレビ映像撮影・配信局、バチカン・テレビ・センターはソニー製の中継システムを搭載した車両を購入、この車を利用し高画質映像の撮影・提供を始めると発表した。3D(立体)映像にも対応可能で、将来的にバチカンが3D映像提供にも乗り出す可能性が出てきた。ANSA通信などが16日伝えた。 同局は自前で映像を放送することはなく、法王ベネディクト16世のミサやバチカンの行事などの映像を撮影、世界のテレビ局に提供しているほか、インターネットで映像を配信している。 バチカンの報道官は、世界のテレビ局が高画質映像への対応を進める中、バチカンも同様の対応を迫られたと説明している。 中継車は全長約14メートルと大型で、価格は360万ユーロ(約4億円)だが、一部を米国のキリスト教団体が負担した。 【共同通信】
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