オスプレイ、高地作戦には不向き 性能、当初想定下回る米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(共同) 【ワシントン共同】米海兵隊が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行や運搬性能が設計当初の想定を下回っており、アフガニスタンのような高地などでの軍事作戦には不向きと米専門家が2009年6月の下院公聴会で指摘していたことが20日分かった。 米軍はオスプレイについて、普天間のCH46中型輸送ヘリコプターに代わる「高性能機」とアピールしているが、大きな「弱点」も抱えていることになる。23日搬入が予定される米軍岩国基地(山口県岩国市)の周辺住民や沖縄の不安が強まりそうだ。 指摘したのは米国防総省系の国防分析研究所のレックス・リボロ元主任分析官。 【共同通信】
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