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2012年7月20日(金) 19:14 |
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ヨガスタジオ経営会社を提訴
岡山市に住む女性らが、入会したヨガスタジオで、精神的に支配され高額な費用を支払わされたとして、名古屋市のヨガスタジオ経営会社「ダンワールドジャパン」とその幹部らを相手どり、損害賠償を求めて岡山地裁に提訴しました。
提訴したのは、岡山市と広島市に住む2人の女性です。 訴状によりますと、2人は2006年と2008年に、ダンワールドジャパンが運営する「イルチブレインヨガ」の岡山市内のスタジオに入会しましたが、スタッフらから「言うことを聞かないと運気が悪くなる」などと精神的に支配され、寄付金などとして約4500万円を支払ったということです。 2人は、ダンワールドジャパンとその幹部ら5人に対し、約5800万円の損害賠償を求めています。 岡山市内で会見を開いた原告の代理人によりますと、ダンワールドジャパンを巡って今年5月までに、国民生活センターに全国から305件の被害相談が寄せられているということです。 提訴した広島市の女性は、山陽放送の取材に対し、「執拗な勧誘も多く言われるがままにお金を払っている人もいる。今の会員や、入会を考えている人などにその事実を知ってほしい」と話しています。 一方、ダンワールドジャパンは「これまでも誠意をもって対応してきた。今後は誠実に裁判に臨み、公正な裁判を通じて真実を明らかにしていく」とコメントしています。
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