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どっこい生きてる!!

2012年7月20日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ

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<道重さゆみ(モーニング娘 8代目リーダー)>

 崖っぷちサラリーマンにも、参考になる生きざまではないか。「モーニング娘。」の復活劇である。少女アイドルグループ市場はAKB48が席巻、モー娘は窓際に追いやられてきたが、ここへきて返り咲きの様相だ。新進の「ももクロ」と並び、「じわじわAKBを追い上げている」と週刊文春に報じられている。

 浮上の転機とみられるのが、8代目リーダーの道重さゆみの存在である。道重のリーダー就任後、初のシングルとなる「One・Two・Three/The 摩天楼ショー」がこのほど発売され、初週で10.1万枚を売り上げた。初週10万枚は実に10年ぶり、前作を2倍以上、上回る勢いだ。

「AKBの5月リリースのシングル『真夏のSounds good!』は、初日だけで117万枚超を売り上げています。道重モー娘が追い上げているといっても、まだ幕下レベル。横綱AKBの尻尾も見えていないのが現状でしょう。ただ、道重さゆみ体制になって、再びファンの熱気に火が付きそうなのは事実。前田敦子の卒業や指原莉乃の移籍などドタバタしているAKBと比べ、プロ意識では負けないというか、もっと上に行こう、売れようという思いでメンバーが団結している。そうした姿勢が共感を呼べば再ブレークの可能性はゼロではないと思います」

 とはスポーツ紙の芸能デスク。その原動力となっているのが道重。TVのバラエティーで「鏡を見るたびに自分はかわいいと思う」「皆さんわたしのかわいさに嫉妬しているのかな」などとシレッと言ってのけ、ぶりっ子のナルシシストお嬢さまの印象が強いが、「実際の彼女は違う」と関係者は口をそろえるのだ。

<「来るものは拒まず」のチャレンジ魂>

「まず、人前で自分を押し出していくタイプではありません。『ガチで根暗』と本人が言うように、人見知りで、友達もなく、小学生の頃はダンゴ虫と遊んでいたとか。ぶりっ子ぶることはありますけれど、歌もダンスも苦手で、ステージに上がるまで人一倍努力する姿はただのお嬢さまには見えません。仕事でしょっちゅう悩んでいるのは、目指すところが高いから。第6期メンバーとして2003年に加入して以来、低迷期のグループのためにと一貫して体を張っているんです。だからこそ、周りがついてくるのでしょう。『恋愛よりもモーニング娘。』と公言し、恋愛禁止のルールを本気で守っているようですよ」(事情通)

 山口県宇部市出身。3人きょうだいの末っ子(兄と姉)。「LOVEオーディション2002」で応募総数約1万4000人から亀井絵里、田中れいなとともに選ばれて以降、母親と上京し、都内でふたり暮らしを続けているという。

 座右の銘は「来るものは拒まず」。バラエティーへの出演も、そのひとつなのかもしれない。道重は今月13日で23歳に。「仕事一つ一つの意味を考え、ああしたい、こうしたいなって思っています」と話している。

(日刊ゲンダイ2012年7月17日掲載)







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