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旅館で10人食中毒 刺し身から寄生虫 静岡

産経新聞 7月12日(木)7時55分配信

 県健康福祉部に11日入った連絡によると、6日に東伊豆町稲取の旅館「いなとり荘」(村木千之助代表取締役)で宿泊、または会食した東京都内や神奈川県などからの客、5グループ10人が同日夜から腹痛や下痢などの症状を訴え、食中毒と診断された。患者のうち都内の男性(28)ら3人は一時入院したものの、全員快方に向かっているという。

 県賀茂保健所によると、同旅館で6日の夕食に出された料理を調べたところ、ヒラメの刺し身から寄生虫の「クドア・セプテンプンクタータ」が検出された。同保健所はこの寄生虫が原因とみている。

 クドア・セプテンプンクタータは魚の筋肉に寄生する。平成23年に食中毒の病因物質として厚生労働省から通知された。クドアによる食中毒の発生は県内で初めて。

 同保健所は11日から当分の間、同旅館に営業禁止命令を出した。

最終更新:7月12日(木)12時2分

産経新聞

 

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