５年目国立ライブはリクエストの「嵐」！全２４０曲からファン投票

　人気グループ・嵐が５年連続となる東京・国立競技場でのコンサート（９月２０、２１日）を開催することが２０日、発表された。「アラフェス」と銘打つ今回は、嵐が過去にリリースした全２４０曲からリクエストで選ばれた曲で構成される“ファン参加型”コンサート。この日、メンバーの相葉雅紀（２９）が都内で取材に応じ「歴史ある国立で新しいチャレンジができたら」と意気込んだ。２日間で計１４万人を動員予定。

　０８年に初めて国立の舞台に立ち、毎年さまざまな思い出をつくってきた嵐。自身の持つ連続公演記録を更新する、５年目の今回はファンと一からつくり上げる、お祭りコンサートだ。

　全楽曲をリクエストで構成する「アラフェス」の出発点は、１４年から予定されている大規模改修工事がきっかけ。相葉は「今の国立はあと２年しかない。同じ風景は二度と見られないので、ファンのみんなが一番聴きたい曲を届けて恩返ししたかった」とメンバーの心境を代弁する。時期や詳細は未定だが、すでに来年の国立公演も「アラフェス」形式で行うことが決定しているという。

　２１日正午から１０日間、公式サイトで楽曲のリクエストを受け付け。「僕らがベスト盤で選ぶ曲とは違うものもあるんじゃないか。日の目を見ていない曲もあるので、どんな結果になるのか楽しみ」と相葉が話すように、シングル（４５曲）、カップリング（５７曲）、アルバム（１３８曲）の各項目から３曲ずつ投票し、人気の高いものを中心に、３０曲程度を当日に披露する予定だ。

　５人にとっても、国立の舞台は特別。相葉は「０８年に初めてやったとき、聖火台から見えた景色は忘れられない。ビル群の中に、僕らだけを見つめてくれる空間があった」と思い出を語る。今回はメンバーの発案で、ジャニーズＪｒ．らの協力を仰がず５人だけで公演をやり抜くことを決断。「７万人と僕ら５人。初めてだし、正直怖い部分もあるけど、４年間（国立で）やってきた経験もある。お祭りなので新しいチャレンジをしていけたら」と忘れられない日にすることを誓った。