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県政ニュース

放射性物質の飼料作物への影響調査について(第2報) ~ 県内全域 検出せず ~

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月20日更新
部局名: 農林部
課所名: 畜産安全課
担当名: 畜産振興担当
担当者名: 丸山、窪田
内線電話番号:4194
直通電話番号: 048-830-4194
Email: a4170@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う飼料作物への放射性物質の影響を調査しています。

 平成24年産単年生飼料作物については、3月9日から調査により安全が確認されるまで、飼料としての流通・利用の自粛を要請しました。

 今回、県内を3つの調査地域(県南・県北東・県北西)に区分し、青刈りトウモロコシの検体を採取し、分析を行ったところ、全ての検体で暫定許容値を下回っていました。

 これにより、県内全域で飼料として青刈りトウモロコシ、ソルガム等の流通・利用が可能となりました。

 なお、平成24年産単年生飼料作物のうち、イタリアンライグラス・麦類等については、4月26日に県内全域で流通・利用が可能となっています。

 今後、WCS用イネ(注1)についても収穫時期に合わせて調査を実施します。

 (注1)実と茎葉を一体的に収穫・密封し、発酵させた飼料として用いる専用の稲 

 

 

 1 調査地域   県南地域(北足立郡市・入間郡市・比企郡市)  

             県北東地域(大里郡市・北埼玉郡市・北葛飾郡市・南埼玉郡市)

               県北西地域(児玉郡市・秩父郡市)

 

 2 調査対象   県南・県北西地域  各5検体

               県北東地域     4検体

 

 3 採 取 日   平成24年7月6日~7月17日

 

 

 4 結果判明日  平成24年7月19日

 

 5 分析機関   埼玉県中央家畜保健衛生所

 

 6 調査結果

  

 

調査地域

 

品目

放射性物質(Bq/kg)

放射性セシウム

134

放射性セシウム

137

放射性セシウム

 

県南

地域

桶川市

青刈りトウモロコシ

<19.7

<17.9

狭山市

青刈りトウモロコシ

<18.6

<16.6

鶴ヶ島市

青刈りトウモロコシ

<20.1

<17.9

日高市

青刈りトウモロコシ

<13.2

<11.6

嵐山町

青刈りトウモロコシ

<15.3

<13.8

県北東

地域

熊谷市

青刈りトウモロコシ

<19.0

<21.0

深谷市

青刈りトウモロコシ

<21.3

<18.6

寄居町

青刈りトウモロコシ

<20.7

<18.5

杉戸町

青刈りトウモロコシ

<19.8

<17.8

県北西

地域

秩父市

青刈りトウモロコシ

<20.7

<18.9

本庄市

青刈りトウモロコシ

<20.6

<18.3

小鹿野町

青刈りトウモロコシ

<18.0

<16.4

神川町

青刈りトウモロコシ

<19.8

<18.0

上里町

青刈りトウモロコシ

<19.6

<17.8

                  牛・馬用飼料

      暫定許容値       豚用飼料

                  家きん用飼料

100

 80

160

  (注)「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(11.6~21.3Bq/kg)

      未満であることを示す。