野田舞台でスポーツ…運動量ＭＡＸ　新人選手・妻夫木“冷や汗”

　俳優の妻夫木聡（３１）、深津絵里（３９）、仲村トオル（４６）の３人が主演する野田秀樹（５６）作・演出・出演の舞台「エッグ」の製作発表が２０日、東京・新宿のパークハイアット東京で行われ、妻夫木らが出席した。

　スポーツと音楽がモチーフの新作。野田は「この２つは大衆を熱狂させ、一夜にしてスターを生むのが興味深いため」と説明した。妻夫木はあるスポーツの新人選手を演じ、仲村はベテラン選手役。深津はシンガー・ソングライター役で、椎名林檎（３３）が書き下ろした楽曲を歌う。

　妻夫木は「ただでさえ（作品の舞台上での）運動量が多い野田さんがスポーツを描くらしいと分かって、『ＭＡＸで（最大限に）動くんだな』と思った」と苦笑い。

　ベテラン選手役の仲村は「プロ野球でも同世代の選手が少なくなった。（中日）ドラゴンズの山本昌（４６歳）ぐらいですから注目してます」と熱く語った。

　椎名と一緒に劇中歌のレコーディングをした深津は、椎名から歌声をほめられ感激。「歌はとても難しい。かぜをひかないようにします」と気を引き締めていた。

　共演は秋山菜津子（４５）、大倉孝二（３８）、藤井隆（４０）、橋爪功（７０）。９月５日−１０月２８日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで。