転売目的で携帯電話詐取、紛失届で複数入手
（東京都）

　約２０台の携帯電話を契約する一方、紛失届を繰り返して出すなどの手口で別の携帯電話を入手して転売をしていたとみられる男が逮捕された。 　警視庁によると、詐欺の疑いで逮捕された東京・目黒区の無職・島袋洋一容疑者（２５）は去年１２月、都内の携帯電話販売店で、転売目的で携帯電話２台を契約した疑いが持たれている。島袋容疑者は、携帯電話会社の番号ポータビリティー制度でのキャンペーンなどを利用して電話機１９台を安く購入する一方、紛失届を出すなどの方法で複数の電話機を手に入れて転売していたとみられている。 　警視庁の調べに対し、島袋容疑者は「金が欲しくてやった」と容疑を認めている。