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大津いじめ 遺族側サイトに支援のアクセス36万件超…

 大津市の中2男子自殺で、いじめの加害者とされる生徒や市を相手に損害賠償を求めて提訴した遺族側のホームページに、開設翌日の1日だけで全国から36万件以上ものアクセスがあったことが21日、遺族関係者への取材で分かった。

 訴訟を支援する寄付も19日時点で252件に上り、総額は約185万円。反響の大きさに、遺族の代理人弁護士は「多くの支援にご遺族に代わり感謝したい。大津のいじめ問題が全国に共通の問題であると強く感じる。市はいじめ問題に誠実に対応すべきだろう」と話している。

 弁護士によると、ホームページは訴訟の支援を訴えるため16日に開設。直後から多くのアクセスがあり、翌17日分を集計したところ36万4894件だった。支援金を受け付ける銀行口座への振り込みもほぼ連日続き、個人での支援が多いとしている。集まった支援金は遺族の意向で訴訟費用などに使われる。

 また、弁護士の事務所には「少しでも協力させてほしい」「親を持つ者として学校や市教委の対応に憤りを覚える」「事実を隠すのは許せない」などとする声も、電話やメールで500件以上寄せられているという。

 遺族は今年2月に「いじめの実態を明らかにしたい」として提訴。今月17日に大津地裁で開かれた第2回口頭弁論では、市が過失責任はないとしていた主張を転換し、自殺といじめの因果関係を認める姿勢を示した。加害者とされる生徒側は、いじめはなかったとしている。

[ 2012年7月21日 08:24 ]

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