「わけ分からん」と両手を広げた和毅。左は大毅=成田空港で
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亀田3兄弟の末弟で、WBC世界バンタム級シルバー王者の亀田和毅(21)が20日、約1週間のフィリピン合宿を終え、成田空港に帰国。挑戦話が消滅したばかりのWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28)に再“口撃”を仕掛けた。
「やる気がないんだったら、俺の名前を出さんといて。やるなら今からでもサインするで」
帰国早々、和毅節がさく裂だ。「有名になるのはめんどくさい」と発言した佐藤に対し「みんな有名になりたくて、お金稼ぎたくてボクシングやってるのに。有名になりたくないなら、ボクシングやめればいい」とバッサリだ。
年内世界奪取を目指す和毅は、佐藤とのタイトルマッチの開催地としてメキシコにこだわっていたが「佐藤の次の試合の勝者とやってもええ。日本でもええで。条件次第やけど。南アフリカでもロシアでも行くでえ」とキッパリ。まずは世界前哨戦と位置付ける8月19日の香川での試合でうっぷんを晴らす。 (竹下陽二)
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