山口知事選:オスプレイ保守王国直撃 上関原発是非も争点
毎日新聞 2012年07月20日 01時43分(最終更新 07月20日 05時05分)
オスプレイ配備問題も自公政権時代からの懸案で、自民党の河村建夫選対局長(衆院山口3区)は6月下旬、谷垣氏に搬入反対を打ち出すよう要請。今月3日には、茂木敏充政調会長が藤村修官房長官に対し「拙速に配備を進めれば日米同盟を毀損(きそん)する」と搬入延期を申し入れた。
一方、自主投票の民主党は政権党として存在感が薄い。知事選の争点に浮上したオスプレイや原発再稼働の問題は、野田政権にも大きな影響を与える。しかし、輿石東幹事長は19日の記者会見で「直接、党として(選挙戦に)かかわっていない。県民が判断することで、それでよろしいのではないか」と述べるにとどめた。
立候補者次の通り。(届け出順)
飯田哲也(いいだ・てつなり)53NPO代表=無新
三輪茂之(みわ・しげゆき)53医師=無新
山本繁太郎(やまもと・しげたろう)63[元]国交審議官=無新[自][公]
高邑 勉(たかむら・つとむ)38[元]衆院議員=無新