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事件
過去5年間で暴力団員10人に生活保護 さいたま市
2012.7.20 21:37
[社会保障]
さいたま市は20日、生活保護の支給状況を調べたところ過去5年間に暴力団員10人が受給していたと発表した。うち4人は既に脱退するなどしており支給を続けている。
市によると、調査対象は平成19年4月~24年3月。10人はいずれも男性で、病気や高齢で就労できないとして申請した。支給決定後に県警に照会するなどし、暴力団員に該当するとの連絡を受けた。
市は4人が暴力団との関係を絶ったのを確認。6人は脱退の意思がないことや連絡が取れなくなるなどしたため、支給を打ち切った。6人への支給期間は7年半~3カ月だった。
厚生労働省の通知では、暴力団員は、生活保護費が資金源になる恐れがあり支給対象外。市は「今後は申請段階で、暴力団員でないかの確認を徹底したい」としている。
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