鎌倉在住の知り合いが怒っている。
かんかんに怒っている。
私もその怒りは正当だと思う。
ぜひ、状況を読んでいただきたい。

話はこうだ。
彼は路上で倒れて歩けなくなっている人を見つけ、
車を降りて、その人を助けた。
鎌倉の駅前近く、駐停車禁止でもない場所で、
多くの人がその状況を見ている。
ところが、駐車監視員はそれを駐車違反だといって
罰金1万8000円なりを言い渡した。
向こうの言い分はこうだ。
決まりは決まり、ハザードつけようが、心肺蘇生しようが、関係ない。
車を放置し
たあなたが悪い、それが法律だ。
気に入ら
ないなら裁判だな、とも。

警察は運が悪かったなと。

確かに法は法である。
しかし、ここで破った法と人命との軽重を考えると、
杓子定規に、はい、罰金ねというのはどうも納得がいかん。
罰金を取られるから、
車を停めてまで人を助けちゃいけませんということなのであれば、
この国の先行き、どうなるんだろうと思う。

あんまり、納得いかないんで、神奈川県警に電話してみた。
そしたら、余計腹が立つ顛末になった。
どうなっているんだ、警察。

この件に関しては多くのコメントを頂いております。
この記事を書いて以降、何ら事態が動かなかったため、
コメントのしようがない部分がありました。
今後、何か、事態の進展について書けるとすると25日以降になります。