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コーチとの契約解消に加え、“病みツイート”連発! 安藤美姫は大丈夫か?

週プレNEWS 7月18日(水)19時10分配信

「安藤は大丈夫なの!?」

そんな声が聞こえてきたのは7月上旬のこと。フィギュアスケートの前世界女王・安藤美姫(24歳)が、ツイッター上で思わず心配してしまうような“病みツイート”を連発したのだ。

「I need the light in my life...I don't know what to do... I feel I am in lost...(私の人生には光が必要。どうしたらいいのかわからない。まるで迷子になってしまったよう)」(7月2日)

「I born to die.(死ぬために生まれてきた)」(7月3日)

「Hard and hurts(つらいし痛い)」(7月4日)

う〜ん。“ついつい漏らしてしまった弱音”にしても、ネガティブすぎるつぶやきの数々。

確かに、安藤は苦しい状況なのかもしれない。昨シーズンは競技から離れて休養に充て、現在は10月に開幕する今季のグランプリシリーズでの復帰を目指してトレーニングを続けている。

しかし、2006年トリノ五輪以来、師弟関係にあったロシア人コーチ、ニコライ・モロゾフ氏(36歳)との契約を昨春に解消していたことが、病みツイート騒動後の報道で明らかになった。現時点で今季のコーチは未定と、心もとない状態にあるのだ。

フィギュア事情に詳しいスポーツライターがこう語る。

「そもそも今季の復帰にまだ迷いがあるんですよね。復帰話が報道されたとき、本人が『エントリーはしたけど……。まだ迷ってる』とコボしていました。休養していた選手が復帰する場合、例外を除いて『必ず試合に出場しなければいけない』という誓約書があって、安藤はルールにのっとって、すでにそれにサインしています。でも、彼女自身はやれるかどうか不安を抱えながらトレーニングをしている。そんな葛藤がずっとあり、最近のツイッターで爆発したのではないでしょうか」

また、“脱モロゾフ”の影響を心配する声も。

モロゾフ氏といえば、安藤を2度の世界女王に輝かせるなど、コーチとしての高い手腕はもちろん、彼女との恋仲も噂された存在。安藤のツイッターのユーザー名「181712」は彼女の誕生日の12月18日と、モロゾフ氏の誕生日の12月17日を表しているとの指摘も一部ではある。

「安藤さんはよくも悪くも女のコっぽい感情的なタイプだし、モロゾフ氏もそんな彼女を上手にコントロールしつつスケートに集中させ、あれだけの成績を収めさせたのは事実です。恋愛関係にあったか否かは別にして、よい師弟関係だったことは間違いないわけで、安藤さんからすれば、今回の復帰にあたってモロゾフ氏がそばにいないのは心細いとは思います」(あるフィギュア業界関係者)

この証言を裏付けるかのようなエピソードもある。

実は、昨春の契約解消後も彼女はモロゾフ氏を頼っていた。休養前の最後の出場大会、昨年10月に開催されたジャパンオープンの2週間前に安藤はモロゾフ氏に自ら連絡を入れ、臨時のコーチを依頼したのだ。

「ところが、結果として安藤は7つのジャンプをすべて失敗するなどまったく精彩を欠き、最下位に沈んでしまった。もしかしたら、あの大会でふたりの決別が決定的なものになったのかもしれません……。いずれにしても、彼女が今後、フィギュアスケーターとして元の姿に戻れるか、そして、さらなる進化を遂げられるかどうかは“脱モロゾフ”にかかっているとも言える。彼女の精神的に弱い部分をモロゾフ氏がケアしていたのは事実でしょう。それがなくなっても自分の滑りができるようになって初めて安藤は“本物”になれるのだと思います」(前出・スポーツライター)

ツイッターでのつぶやきを見る限り、現時点で彼女はその弱い部分を克服できてはいないように見えるが……。果たして、安藤は“脱モロゾフ”を成し遂げ、再び女王に返り咲けるのか。

(取材・文/コバタカヒト)

最終更新:7月18日(水)19時10分

週プレNEWS

 

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