希望の先に帆をあげて

~DVをでっち上げられた闘いの記録~

突然の子供の連れ去り、第1審裁判で冤罪を証明し全面勝訴。控訴審でも勝訴。でっち上げDVがはっきりと証明されたが、親権を奪われた。

そして・・・現在、上告中。


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(以前アップした記事の再掲載です。)



離婚をされた方や、現在係争中の皆さんは本人同士で話し合って別れた人、あるいは調停や裁判まで経験してしまった人など様々だと思います。






私は調停から代理人の先生に依頼をして、離婚問題に臨んでいます。





結論から言うと、調停や裁判に進んだ場合は、出来るだけ弁護士を探して頼んだほうが良いように思います。



離婚事件は、自分では冷静なつもりでも、はたから見ると、やはり感情的になりがちだと思います。



代理人が入ると、客観的に状況をみて対応を検討してもらえるので、最悪な結果を回避しやすいと思います。





自分側の弁護士の先生は紛れもなく味方ですが、たまに「冷たいな」と感じるような事を言われる時もあります。



しかし、それは、戦況を分析して最悪な損失から免れるためであることが多いと言えます。

それから私が感じたのは、敢えて不利な状況に置かれているということを悟らせて、証拠集めに力を注ぐエネルギーにさせたり、主張内容に臨場感が出るようにしていたのではないかなと思います。



一番良くないのは、弁護士を頼んだことを良いことに、当事者が怠けて油断してしまうことです。







私は、当事者と代理人の関係は、大将と軍師の関係と同じだと思っています。





大将にいくら戦う気があっても、気合いだけでは、武器も適材適所で使えず息詰まることになります。

気合いがあり闘志があるほど、勢いは見せることはできますが、感情的になって冷静さを失うと勝てる戦いも勝てなくなってしまいます。





代理人は軍師のようなものです。

まず、軍師は大将に雇われなければ腕を振るう場はありません。そして、雇われたらその大将の為に全力を尽くすのです。



軍師を雇ったら大将はその軍師を信じきることが必要です。味方の大切な軍師を疑っていたら軍師も手を抜いてしまうかも知れません。



時には軍師は、大将の意に沿わない戦略や作戦を用いることがあるかも知れません。しかし、それは大将を守り、置かれた状況下での最善の結果を得る為なのです。








戦国時代でも名軍師と言われる人がいました。



武田信玄には山本勘助。

豊臣秀吉には、竹中半兵衛と黒田官兵衛。







現代の裁判では、当事者が大将で代理人が軍師です。





裁判では兵隊などがいる訳ではないのでいくつかの役目を兼ねていきます。







大将は、大将・斥候・補給・攻撃。



軍師は、斥候・偵察・攻撃・防衛・補給・交渉を兼ねていると思います。





このほかにまだあるかも知れません。





斥候は、相手が集めようとする証拠をこちらで確保し、相手に手にいれさせないこと。要するに情報戦での相手の補給活動を阻止すること。





偵察は、相手がどのような状況にあるか、あるいは、どのような行動を起こすか様子を見ること。これは、内容証明郵便など戦略上行う行為をさしますので弁護士の役目としました。もちろん、代理人の就任前に当事者がこの行為をすることもあります。





補給は、証拠収集活動です。証拠がなければ裁判では戦いになりません。証拠は当事者の周辺にあるので、大将がこの活動を主にすることになります。ただ、証拠によっては、弁護士の立場を利用して得ることが出来るものもあります。





攻撃と防衛は、代理人、つまり軍師が主に担います。裁判で言うと、訴状や準備書面で主張(攻撃・防御)することがこれに当たります。尋問では、代理人が質問するので、これも攻撃・防御に含まれると言えると思います。





交渉は、使者の役目。私の離婚問題で当てはまるのは、父子面会についてのやりとりです。







大体、以上のような役目を当事者と代理人はそれぞれ担っています。



様々な任務を代理人と組んで行うので、密に連絡を取り合うことも必要です。









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