11月1日、NPO法人EMネット神奈川主催「神奈川EM有機農業実践塾」勉強会が鎌倉商工会議所で行われ立ち見もでるほどの盛況でした。
当日は、神奈川県環境農政部副技幹増田義彦氏から「県の有機農業に対する取り組みについて」と、参議院議員、有機農業推進議員連盟事務局長のツルネンマルテイ氏から「有機農業推進法に関する国会報告」がありました。
続いて、塾生代表としてツルネン議員夫人の幸子さん、専業農家を目指す石井茂雄さんが発表。 二人とも三浦のEM研究会のプロ農家のほ場で実地訓練も受け、有機農業の素晴らしさを満喫しこれからも夫々実践に取組むと発表。 お二人の真摯で意欲満々の姿に感動!
その後、真打のEM生みの親の名桜大学教授比嘉照夫先生の基調講演。先生は、当ブログでも度々紹介しているように沖縄のご自宅の近くで、バナナを中心にした2反歩程の畑を自ら栽培しておられます。畑というより地元ではバナナ園と呼ばれているようですが、バナナの樹のもとに色々な野菜も所狭しと繁殖し、農作業の時間より出来た作物を皆さんに配る作業の方によほど時間と労力を要しているとのこと。
この日は朝一番の便で羽田に着かれましたが、翌日から中国へ出張とのことでしばらく作物の世話が出来ないからと、朝5時より畑に行って活性液や特製の液肥の散布をして来たとのこと。 背広着て、出掛けに作業できるようにと農道代わりに絨毯を敷いておられるので、「青空宮殿」と名付けられたとか。 今年は、資材費たったのン万円で、300万円分くらいの収穫があったとの話しに、多くの専業農家の参加者も、ただ、ただ、感動!
その後の懇親会では、塾生もあこがれの比嘉先生を囲み大いに盛り上がり、楽しい中にも有意義なひとときを過ごしました。
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