財務省、サイバー攻撃受け情報流出の可能性があると正式発表
財務省は20日午後、職員が使用しているパソコンがサイバー攻撃を受け、情報が外部に流失した可能性があると正式に発表した。
安住財務相は「この間、調査を進めてまいりましたので、(ウイルス感染について)否定はしません」と述べた。
財務省は、省内で職員が使用しているパソコンおよそ2,000台を調査したところ、123台が「トロイの木馬」と呼ばれるウイルスに感染し、情報が外部に流出した可能性があると発表した。
流出した時期は、2010年1月から2011年11月にかけてだが、国税や防衛関連などの機密情報の流出は確認されていないという。
財務省は、警視庁に相談する一方、再発防止策に取り組むとしている。