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【プロ野球】

原監督、余裕の前半戦報告 渡辺会長らから激励

2012年7月20日 紙面から

オーナー報告のため、読売新聞東京本社へ向かう巨人の原監督=東京都中央区銀座で

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 貯金20の首位でペナントレースを折り返した巨人の原辰徳監督(53)が19日、東京・東銀座の読売新聞東京本社で約1時間、渡辺恒雄球団会長と白石興二郎オーナーに前半戦終了の報告を行った。同監督は面談を「吉例」と表現し、2位の高木竜に4・5ゲーム差をつけている余裕を漂わせた。

 懸案事項は何もない。借金7の単独最下位に沈んだ開幕直後の低迷がうそのように、独走態勢を固めつつある。会談後に取材に応じた原監督は、渡辺会長から「スタートは心配したが、現状は良い方向にいっているようだな。けが人なく、順調にいくことを願うしかない」などと落ち着いた雰囲気で激励されたことを明かした。

 グラウンド外に目を移せば、巨人の周辺環境は決して静かではない。前球団代表兼GMの清武英利氏との争いは訴訟合戦に進展。指揮官のスキャンダルも発覚するなど慌ただしい時期も何度かあった。それでも、原監督は「そうした話題は一切なかった」と説明。勝てば官軍。首位を走っている現実が、すべてを流してくれているようだ。

 また、渡辺会長がすでに公言している来季の続投についても「そういう話もないですね。あらためてはない」と現状の確認に終始したことを強調した。スキャンダルが報道される直前にも緊急三者会談を行ったこともあり、特別な話題もない様子だった。 

  (井上学)

 

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