高重力場研究所は、政府が20世紀初頭に国策として打ち出した「未来社会インフラ構想ガイドライン」に基づき、次世代に向けた様々な産業への応用技術の開発および量子力学で未知とされる領域の研究・解明を目的として、政府支援のもと先進技術の粋を集め設立された物理学実験場です。マックス・プランタ研究所と並ぶ世界最高峰の研究所の一つとされています。
研究所について
研究活動
研究所内では、原子核実験、素粒子実験、物性実験、宇宙実験、生物物理実験、量子情報処理など、多角度からの物理実験・研究が行われています。中でも主力としているのが、2000年初頭に研究所最深部に建設されたシリンダーラボにおける、マレット式タイムマシンを用いた先進波観測実験で、成功すれば人類史上初となるタイムトラベルが実現することになり、世界中がその動向に注目しています。