NHK三重県のニュース　津放送局

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７人死亡事故運転手禁固４年

おととし11月、亀山市の交差点でトレーラーとマイクロバスが衝突し、マイクロバスに乗っていた７人が死亡した事故で、津地方裁判所はトレーラーの運転手に対し、禁錮４年の判決を言い渡しました。この事故はおととし11月、亀山市の交差点でトレーラーがマイクロバスと出合い頭に衝突し、市内のテレビ部品工場に出勤するためマイクロバスに乗っていたフィリピン人７人が死亡し、20人が重軽傷を負ったもので、トレーラーを運転していた大阪・松原市の森脇隆夫被告(47)が自動車運転過失致死傷の罪に問われていました。
津地方裁判所の川上宏裁判官は「大型トラックの運転手として一時停止や左右の確認という基本的な注意を怠ったことは強い非難に値する。家計を助けるためにフィリピンから働きに来ていた被害者の無念は察するにあまりあり、遺族の精神的苦痛も大きい」と指摘しました。
その上で「７人が死亡するというまれに見る重大な交通事故を起こした被告の過失はあまりにも大きい」として禁錮４年を言い渡しました。

07月20日　12時28分

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