アップルのジョブズ氏引用回数に制限を-サムスンが特許訴訟で要請
7月18日(ブルームバーグ):韓国のサムスン電子は米アップルとのモバイル端末をめぐる特許訴訟で、アップルが人気度抜群の故スティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)の引用回数を制限するようカリフォルニア州の連邦地裁に要請した。
アップル側の弁護士、ハロルド・マケルヒニー氏は7月30日の陪審審理の冒頭、2007年に「iPhone(アイフォーン)」を発表した時のものを含めジョブズ氏の写真2枚を使うと表明。これに対し、サムスン側の弁護士、チャールズ・バーホーベン氏は「ジョブズ氏が発表したかどうかは訴訟と関係ない。彼のイメージを多用して陪審員に予見を与え、人気投票にすべきでない」と主張した。
これに対し連邦地裁のルーシー・コー判事は「全面禁止にはしないが、関係あるものにする必要がある」と述べた。
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更新日時: 2012/07/19 11:31 JSTニュース一覧
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