2012年07月16日

普天間問題を解決するフラタニティ・テーマパーク


私は日本には強制注入すべきソフトウエアがあると2005年の尼崎JR脱線事故以降発言してきましたが、力不足で中央には届きませんでした。

7月6日
国会事故調の最終報告を笑う
http://dream333.seesaa.net/article/279200941.html

ディズニーランドにあって日本社会にほとんど見受けられないソフトウエアの一つに「シーケンス【sequence】《「シークエンス」とも》1 連続。連続して起こる順序。大辞泉」があります。
目には見えませんが、スイッチをいれるとコンピュータが「何か」をクリアしながら立ち上がっていく仕組みと同じことです。

合意と契約を遵守するアメリカ人は、このシーケンス論に基づいてすべてを進めます。1→2→3→4→5と決めたら絶対にそれを守るのが民主主義と信じて疑いません。筆者もそれが正しいと思っています。

普天間問題も同じです。アメリカ軍再編は1→2→3→4→5とシーケンスされていた(アメリカの国内手続きの完了)のですから、仮に3の段階の辺野古移設を「最低でも県外」などと時の日本の総理大臣が発言したのですから、アメリカ側はさぞや驚いたことでしょう。

もう一つ、ディズニーランドにあって日本にないソフトウエアが「レベル別対応法」です。「アメリカのテロ警戒レベルがレベル3に引き上げられた」というニュースを耳にした人は多いと思います。

普天間基地や嘉手納基地などの臨戦体制の最高レベルを5とします。私にはどうしても想像できませんが、敵国が沖縄や本土、あるいはアメリカの同盟国韓国を攻撃してくるという想定です

つまり、レベル4(敵国が攻めてくるという確実な状況)になるまでは、普天間基地は演習用の基地として存在しているのです。
アメリカをシーケンスを崩さず、合法的に説得する方法はレベル4(もちろんこれはアメリカが判断するのですが)になった瞬間に、現在の普天間基地の機能をそのまま活用できるようにすること保障することです。基地機能は温存され今と変わりませんが、普段は空っぽの状態にしておくことも可能です。オスプレイもり離発着しません。

辺野古になるのか分かりませんが、代替施設完成まで、部隊だけが日本国内や海外、アメリカ本土に仮移転することが望ましいと考えます。そして日米の国益を考えた時、普天間基地を早期に「(仮称)日米友好フラタニティ(友愛)・テーマパーク」と改称し、日米友好の象徴的施設に生まれ変えさせることこそが、沖縄の基地問題を解決させる端緒になると確信します。

まとめてみます。
1.どのようなテーマパークにするか
「基地」から、アメリカの国益を向上させる多機能的な「パーク」にチェンジさせる。

2.「パーク」で何が行われるか
@日米友好の市民交流である「アメリカンサイズ」のフレアマーケットの開催
インディアナ州Shipshewanaで開催される巨大フレアマーケット(1000ブースを超える蚤の市)
を参考に、アメリカ人による手づくキルトやクッキーやアメリカンペドラー(行商人)がつくる木工品などを扱う「フリーマーケット」を広大な「パーク」を使い月に何回か開催する。日米友好が日米同盟の要であるという思考から、出展社であるアメリカ人の日本への渡航費等は、日本の防衛費から念出する。同様に日本の手作り品や伝統工芸品も出展させることにより、日米両国に限らず、東アジア各国から沖縄に数万人規模の観光客を集める。

Aアメリカ商務省が「売りたい」アメリカの商材を展示する見本市を開催
アトランタやシカゴの国際展示場で開催される見本市を参考に、アメリカが売り込みたい商材の見本市を適時開催する。こうすることにより、「(仮称)日米友好フラタニティ(友愛)・テーマパーク」は東アジアにおけるアメリカ商材のショーケースと化す。日本の製品と合わせ、沖縄が日米の東アジアビジネス上の「拠点」となる。

Bアメリカのエンターテイメントを提供
広大な敷地を利用し、日米が協力し一流のエンターテイメントを提供する。「Base」が「Park」に変わることにより、将来的にはアメリカのシンボルともいえる「ディズニー」の協力も得られる可能性が高い。
観光振興券の発行などにより、沖縄は「日本一の観光地」「世界の観光地」になると確信する。

3.残された問題
残された問題はない。建造物はすべて2×4材の簡易建造物であるので一日で元の普天間基地に戻すことができる。
湾岸戦争の際にもイラク軍のクウェート侵攻から多国籍軍による「開戦」までには、日数と段階を経ている。普天間基地も同じである。密約ではなく、正々堂々と「アメリカの警戒レベルが○に達した場合、「(仮称)日米友好フラタニティ(友愛)・テーマパーク」は、条約に基づき、アメリカ軍が機能する状態に○日間で戻す、とアメリカ政府に確約することが肝要である。

ぜひ、こちらのホームページを見てください。筆者が何回も通ったインディアナの巨大フレアマーケットです。

shipshewana flea market
http://www.tradingplaceamerica.com/
amishcountry
http://www.amishcountry.org/leisure/shipshewana-flea-market-auction

日本語版アーミッシュブログ
http://www.albatro.jp/birdyard/photo/amish/index.htm

ここシップシワナには、私が愛する本当のアメリカがあります。プレーンフォーク(素朴、質素)なアーミッシュの人々がいます。両国が「分かり合い」共存共苦していけば、30年後には日本のアメリカ軍基地はなくなり、「(仮称)地球市民フラタニティ(友愛)・テーマパーク」になっているに違いありません。
posted by M.NAKAMURA at 10:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
物理的と言うか、システム的なものとしての軍事と言うものについては、中村氏にはキリスト教以上に
理解しがたいことだと思うが、

「基地は基地以外に使い物になりません。基地は日常低に基地でなければ基地として機能しません。」

それについては必要なら別途ご説明しますけれど、その様なことを言うまでも無く、あんな糞ネタは中村氏
同様「使えないね」と申し上げておきます。

軍事に拠らずとも明らかなこと。

2×4は基礎いらないんですか?布基礎、ベタ基礎もいらないんですね?
沖縄の自然環境はご存知ですか。

取り敢えず以上。
Posted by 大阪人 at 2012年07月16日 12:58
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