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共産 政策ごとに他党と連携強化へ7月19日 4時33分
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共産党の創立90周年を記念する講演会が、18日夜開かれ、志位委員長は、消費増税反対や脱原発など、政策ごとにほかの党との連携を進め、党勢の拡大を目指す考えを強調しました。
この中で志位委員長は、消費税率引き上げ法案に反対する立場から、「むだづかいを一掃し、富裕層などへの課税を強化して、財源を賄い、社会保障を充実させるといった『増税に頼らない別の道がある』ということを訴えていく」と述べました。
そのうえで、志位氏は「消費増税反対だけでなく、脱原発やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加反対など、さまざまなテーマで、政治的な立場の違いを超えて、連携が空前の規模で発展しつつある。政策ごとに連帯を強め、日本を変える新しい統一戦線へ発展させたい」と述べ、政策ごとにほかの党との連携を進め、党勢の拡大を目指す考えを強調しました。
また、不破哲三前議長は、「政局的な離合集散はこれからもいろいろとあるだろうが、名前や看板で目新しさを装っても、『アメリカ・財界言いなり』という古いレールときっぱり手を切る覚悟を欠いた立場では、今の日本の行き詰まりを打開することはできない。共産党の躍進は日本の進路転換の要を成すはずだ」と述べました。
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