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新潟 トンネル立ち入り調査へ7月20日 7時57分
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ことし5月、新潟県南魚沼市の建設中のトンネルで爆発が起き4人が死亡した事故で、国土交通省は、トンネル内の可燃性ガスの濃度が低くなったとみられることから、20日、およそ2か月ぶりにトンネルに入り、原因の調査が可能かどうか調べることになりました。
ことし5月24日、新潟県南魚沼市の建設工事中の「八箇峠トンネル」で起きた爆発事故では、作業員4人が死亡し3人が重軽傷を負いましたが、トンネル内には天然ガスとみられる高い濃度の可燃性ガスが充満しているおそれがあり、爆発の状況や原因の調査ができない状態が続いていました。
国土交通省北陸地方整備局は、トンネルの換気を進めた結果、ガスの濃度が低くなったとみられることから、20日、事故からおよそ2か月ぶりにトンネルの中に入って、原因の調査が可能かどうか調べることになりました。
北陸地方整備局のこれまでの調査では、作業員がトンネル内を見回る際、事故の前日までガスを測定していなかったことが分かっていて、警察も当時の安全対策に問題がなかったか捜査を進めています。警察は、トンネル内の安全が確認されれば、来月上旬にもトンネルに入って事故の原因を詳しく調べることにしています。
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