オスプレイ:米で訓練延期 住民の反対運動受け
毎日新聞 2012年07月19日 12時50分
米ニューメキシコ州の米空軍基地で予定されていた垂直離着陸輸送機オスプレイの低空飛行訓練計画をめぐり住民の反対運動が起き、米空軍が6月に訓練延期や内容の見直しを決めていたことを、横浜市のNPO法人「ピースデポ」が19日までに入手した資料などで確認した。
ピースデポによると、延期されたのはキャノン空軍基地での訓練。空軍は昨年8月、簡易な環境評価書案を公表したところ、地元住民から騒音や安全性、自然環境への影響を懸念する意見が約1600件寄せられた。
こうした状況を受け、空軍は6月、訓練延期を決め、訓練内容を見直して来年の早い時期に発表することを決定した。(共同)