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弁護側、死刑回避を主張/坂出3人殺害で弁論

2012/06/12 10:32

 香川県坂出市林田町で2007年11月、幼い姉妹と祖母が殺害された事件で、殺人と死体遺棄などの罪に問われ、一、二審で死刑とされた祖母の義弟の無職川崎政則被告(66)の上告審弁論が11日、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)であり、弁護側が極刑回避を求め結審した。判決日は後日指定される。

 最高裁は二審の結論が死刑の場合、慣例として弁論を開く。弁護側は、死刑制度は憲法違反だとした上で「計画的犯行とは言い難く、強い殺意を持った経緯にも被害者側が被告の妻から金を借りるなどしていた事情があり、死刑は重きに失する」と主張した。

 一、二審判決によると、川崎被告は07年11月16日午前3時45分ごろ、義姉のパート従業員三浦啓子さん=当時(58)=方に侵入し、就寝中の三浦さんと、泊まりに来ていた孫の山下茜ちゃん=同(5)=、彩菜ちゃん=同(3)=の胸などを包丁で複数回刺して殺害。その後、3人の遺体を坂出港近くの資材置き場に埋めた。

 一審高松地裁は「亡くなった被告の妻に三浦さんが借金を負わせて家庭を崩壊させたと考え、女児2人も発覚を防ぐため刺殺した」として求刑通り死刑を言い渡し、二審高松高裁も支持した。

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