(cache) 高松の祖母ら3人殺害、即日結審 高裁で、責任能力争い - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 高松の祖母ら3人殺害、即日結審 高裁で、責任能力争い

     香川県坂出市でパート従業員三浦啓子さん=当時(58)=と孫姉妹の計3人を殺害したとして、殺人や死体遺棄罪などに問われ、一審判決で死刑とされた三浦さんの義弟で無職川崎政則被告(63)の控訴審初公判が10日、高松高裁(柴田秀樹裁判長)で開かれ、即日結審した。判決は10月14日に言い渡される。

     ことし3月の高松地裁判決は、検察の精神鑑定の結果から完全責任能力を認定して、死刑を言い渡し、弁護側が控訴していた。

     弁護側は控訴審でも「心神耗弱状態だった」として、一審で触れられなかった症状の鑑定を求め、責任能力の有無を争った。この日は、裁判所が一審の鑑定医2人に照会した回答が示され、いずれも症状を否定する内容だった。

     一審判決によると、川崎被告は2007年11月16日未明、自宅で寝ていた三浦さんと孫の山下茜ちゃん=当時(5)=、彩菜ちゃん=当時(3)=姉妹を包丁で刺して殺し、3人の遺体を港近くの空き地に埋めた。

      【共同通信】