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さいたま文学館 テーマ展 「宝箱2 ~新収集資料 鶴夫・光太郎・龍彦たち~」の開催について

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月19日更新
部局名: 教育局
課所名: 生涯学習文化財課
担当名: さいたま文学館
担当者名: 飯田
内線電話番号:
直通電話番号: 048-789-1515
Email: mail@saitama-bungakukan.org

 今回のテーマ展示は、平成22・23年度に購入または寄贈された資料を、いち早く県民に公開することを目的とするものです。多数の資料の中から、特に価値の高い、安藤鶴夫や澁澤龍彦らの自筆原稿、神保光太郎・前田夕暮・長谷川かな女らの色紙や短冊などを選び、再構成することによって、その文学活動の軌跡を紹介します。

 

 さいたま文学館は、埼玉ゆかりの文学者を中心とする文学資料の収集と、その調査研究に基づく展示・普及活動を使命としております。収蔵資料の総数は、平成24年3月末時点で、124,043点を数えます。

 

1 会 期

  平成24年7月21日(土)から9月9日(日)10:00~17:30(入館は17:00まで)

2 場 所

  さいたま文学館 企画展示室(桶川市若宮1-5-9)

3 主な展示資料(計81点)

  ・安藤鶴夫 自筆原稿「夕涼み名人会」(当館蔵)

  ・田山花袋 自筆原稿「秋の日 一つの追憶」(当館蔵)

  ・澁澤龍彦 自筆原稿「サドは裁かれたのか」(当館蔵)

  ・鹿児島壽蔵 画讃幅(当館蔵)

  ・神保光太郎 色紙「埼玉美わし」(当館蔵)

  ・前田夕暮 短冊(当館蔵)

  ・長谷川かな女 短冊(当館蔵)

4 休館日

  毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日)、毎月第4火曜日

5 観覧料

  一般210円、学生・生徒100円

  (常設展観覧料を含む。ただし中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料)

6 展示構成

 1 埼玉ゆかりの売れっ子作家―安藤鶴夫・田山花袋・三上於菟吉―の味わい

 2 歌人 前田夕暮と鹿児島壽蔵の生き方

 3 俳人 加藤楸邨・長谷川かな女の筆跡

 4 現代詩 神保光太郎・北川冬彦・大木実・蔵原伸二郎の哲学

 5 歌舞伎脚本家 宇野信夫の芸術

 6 社会派の作家 澁澤龍彦と深沢七郎の仕事

 7 早船夫妻とその仲間たち―早船ちよ・井野川潔・大護八郎・韮塚一三郎の業績―

 8 埼玉近代俳壇の草分け―虚子と雉子郎の句―

 

●関連事業

 ・展示作家原作の映画を鑑賞する会 

  第1回 8月11日(土)10:00~ 三上於菟吉原作「雪之丞変化」98分

  第2回 8月11日(土)13:30~ 早船ちよ原作「キューポラのある街」100分

  第3回 8月25日(土)10:00~ 安藤鶴夫原作「おやじの女」73分

  第4回 8月25日(土)13:30~ 深沢七郎「楢山節考」130分

  ※終了後、希望者に担当学芸員が展示解説を行います。

 ・定  員  200人

 ・申 込 み  不要・当日先着順

 ・参 加 費  無料

 

●問い合わせ先

  さいたま文学館 資料情報課(若松良一)

   〒363-0022 桶川市若宮1-5-9  電話048-789-1515  FAX048-789-1517

   E-mail:mail@saitama-bungakukan.org

  URL: http://www.saitama-bungakukan.org/