さいたま文学館 テーマ展 「宝箱2 ~新収集資料 鶴夫・光太郎・龍彦たち~」の開催について
課所名: 生涯学習文化財課
担当名: さいたま文学館
担当者名: 飯田
内線電話番号:
直通電話番号: 048-789-1515
Email: mail@saitama-bungakukan.org
今回のテーマ展示は、平成22・23年度に購入または寄贈された資料を、いち早く県民に公開することを目的とするものです。多数の資料の中から、特に価値の高い、安藤鶴夫や澁澤龍彦らの自筆原稿、神保光太郎・前田夕暮・長谷川かな女らの色紙や短冊などを選び、再構成することによって、その文学活動の軌跡を紹介します。
さいたま文学館は、埼玉ゆかりの文学者を中心とする文学資料の収集と、その調査研究に基づく展示・普及活動を使命としております。収蔵資料の総数は、平成24年3月末時点で、124,043点を数えます。
1 会 期
平成24年7月21日(土)から9月9日(日)10:00~17:30(入館は17:00まで)
2 場 所
さいたま文学館 企画展示室(桶川市若宮1-5-9)
3 主な展示資料(計81点)
・安藤鶴夫 自筆原稿「夕涼み名人会」(当館蔵)
・田山花袋 自筆原稿「秋の日 一つの追憶」(当館蔵)
・澁澤龍彦 自筆原稿「サドは裁かれたのか」(当館蔵)
・鹿児島壽蔵 画讃幅(当館蔵)
・神保光太郎 色紙「埼玉美わし」(当館蔵)
・前田夕暮 短冊(当館蔵)
・長谷川かな女 短冊(当館蔵)
4 休館日
毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日)、毎月第4火曜日
5 観覧料
一般210円、学生・生徒100円
(常設展観覧料を含む。ただし中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料)
6 展示構成
1 埼玉ゆかりの売れっ子作家―安藤鶴夫・田山花袋・三上於菟吉―の味わい
2 歌人 前田夕暮と鹿児島壽蔵の生き方
3 俳人 加藤楸邨・長谷川かな女の筆跡
4 現代詩 神保光太郎・北川冬彦・大木実・蔵原伸二郎の哲学
5 歌舞伎脚本家 宇野信夫の芸術
6 社会派の作家 澁澤龍彦と深沢七郎の仕事
7 早船夫妻とその仲間たち―早船ちよ・井野川潔・大護八郎・韮塚一三郎の業績―
8 埼玉近代俳壇の草分け―虚子と雉子郎の句―
●関連事業
・展示作家原作の映画を鑑賞する会
第1回 8月11日(土)10:00~ 三上於菟吉原作「雪之丞変化」98分
第2回 8月11日(土)13:30~ 早船ちよ原作「キューポラのある街」100分
第3回 8月25日(土)10:00~ 安藤鶴夫原作「おやじの女」73分
第4回 8月25日(土)13:30~ 深沢七郎「楢山節考」130分
※終了後、希望者に担当学芸員が展示解説を行います。
・定 員 200人
・申 込 み 不要・当日先着順
・参 加 費 無料
●問い合わせ先
さいたま文学館 資料情報課(若松良一)
〒363-0022 桶川市若宮1-5-9 電話048-789-1515 FAX048-789-1517
E-mail:mail@saitama-bungakukan.org