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児童ポルノ購入者も立件へ 刑事罰条例初適用 京都府警

2012年7月19日

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図:児童ポルノ売買の摘発の構図拡大児童ポルノ売買の摘発の構図

 13歳未満のポルノ映像を関東に住む40代の男から買ったとして、京都府警は、京都府内に住む複数の購入者を府の児童ポルノ規制条例違反(購入)容疑で立件する方針を固めた。全国で初めて購入者に懲役を含めた刑事罰を科すと定めた同条例の初適用となる。

 府警はこれに先立ち、18歳未満のポルノ映像を京都府内の男性4人に販売したとして、40代の男について児童買春・児童ポルノ禁止法違反(不特定多数への提供)容疑で逮捕状を取った。19日午前、事情聴取や自宅の捜索に乗り出し、容疑が固まれば逮捕する。

 捜査関係者によると、4人のうち複数の購入者は今年3月以降、販売元の男が運営するインターネットの販売サイトを通じて、13歳に満たない女児のわいせつなDVDを買った疑いが持たれている。府警は違法なサイトを見張る「サイバーパトロール」で児童ポルノの販売をうたう今回のサイトを見つけ、売買の記録を確認したという。

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