ども、アスティオンです。思い付いたので書きました。
ここは・・・どこだろうか?
どこもかしこも真っ白で汚れも一切ない大きな部屋、そこに『俺』は居た。
「あ・・・そうだった。俺、死んだんだっけ」
そう、確かに俺は死んだはずだ・・・と、いうことはここは天国か?真っ白な部屋だから
どう考えても地獄ではない。もう1つ挙げるとすれば、ここは世界の狭間だ。
昔、小学校の先生の話に出ていた。『自殺』をすると天国でもなく、地獄でもない
世界の狭間に来ると・・・
「まぁ、そんな事があるわけが・・・」
ないよな。と続けようとしたが俺はその言葉を飲み込むざるを得なかった。
なぜなら、俺の目の前には5mはあろうかと思うが・・・おっきなじいさんがいたからだ。
「ふぉっふぉっふぉ!良く来たな新たな『転生者』よ。私は神だ」
「お前だったのか・・・というネタは置いといて、嘘乙www」
「嘘ではないぞい」
そのじいさんは白い顎鬚を弄りながらそう言った。
「転生て・・・小説じゃあるまいし」
俺は実際そう思った。こういうのがあるのは二次元の中だけだろ?
「いや、まぁどうでもいいけどさ。じゃあ聞くけどなんで転生?」
「それはな、お前さんが不憫だったからじゃ。あれだけ虐められて最後には親友に裏切られ
自殺・・・哀れじゃな。しかし同時に同情もしたぞ」
見てたのかよ・・・
「じゃあ、不憫に思ったなら虐めてる奴全員消してくれればよかったのに・・・なぁ?神さんよ」
「それはできん。神は基本的に世界に干渉できんからな」
ちっ!役立たずの神だな。紙と呼んでやろうか?
「はぁ・・・もういいよ。とりあえずお約束の願い事は?3つか?5つか?」
大体二次創作だと3つか5つくらいのはずだからなさくさくっと行こうじゃないか
「ふぅ、まぁ話が早くて助かるわい・・・とりあえず願い事は3つじゃ、ちなみに転生先は「魔法少女リリカルなのは」な」
ふむ・・・リリなのかぁ。まぁファンだからいいけどね。
願い事ねぇ?まぁ、普通だったら俺TUEEEEEEEEEEEEとかだろうけど俺は違う
まずこういうどくされチート野郎は大体のパターンがある。
1つ、銀髪オッドアイの中二病野郎はチートを持ってしても原作キャラは落とせない
2つ、銀髪オッドアイではないがチートを持ってしても原作キャラは落とせない
3つ、チートも使って無双しまくって原作キャラを落とし、ハーレムをつくる
4つ、原作介入したくないと思っても、どこかでフラグを立てまくる
まぁ、大体こんな感じ。俺はフラグなんて立てたくないから徹底的に原作介入を拒む
なので俺はチートなんていらない
「よし、じゃあ願い事を言うぞ」
「おっしゃあ!どんとこいやぁああああ!!」
キャラ変わってんぞおっさん。どうでもいいけど
「さて、願い事1つ目はまず庭付き一戸建ての家をくれ」
「は?」
「2つ目、一生困らないくらいの金をくれ」
「え、ちょ・・・まt
「3つ目、特になし。はい、終わり」
「ちょっと待てよおおおおおおおおおおおお」
んだようっせぇなぁ
「普通俺TUEEEEEEEEEEとかじゃね!?無双しないの!?」
「そんなの俺の勝手じゃねぇか。今度こそ平凡な人生を送りたいんだよ」
「わしがつまんないじゃろ?」
「お前俺の前世見てなおそう言う事いうの!?」
「うぐっ・・・ちっ、しゃーなしだな。やってやんよ」
「てめぇいい加減にしろよ」
「はいはい、で?3つ目はいらんのか?」
「いや、平凡に暮らすのに・・・あ、じゃあさ、家族の絶対安全、みたいなのは?」
「わかった。いいじゃろ」
「おう、さんきゅ」
「よーし、じゃあ逝くぞ」
「え」
「どーん☆」
じいさんがそういうと俺の足元に大きな穴が空いた
「は!?ちょっ!まt
ひゅ~なんて言う音がして俺は穴に落ちた。
これ、なんてテンプレ?あれ?なんだよこれ・・・かれこれ30秒くらい墜ちてね?あれ?穴ってこんなに深いの?ちょっ!怖いんだけど!
「あぁあああああああああああああああああああああ!!?」
叫びながら墜ちて逝って俺は意識を失った・・・
誤字、脱字、アドバイスなどがあったらよろしくお願いします。
できれば少し辛口で
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