公益社団法人　日本山岳会京都・滋賀支部からのお知らせ

（公社）日本山岳会京都・滋賀支部           

支部長　田中昌二郎           

　
　熱帯のジャングルを圧してそびえる大岩壁、しかも登攀記録など皆無。

　全く手付かずの大岩壁に挑むこの計画を聞き、大変感動しました。未知への挑戦の精神があふれていると感じました。
　当支部は、以前から京都学生登山交流会とコンタクトをとり、同志社大学のネパールヒマラヤ・チャンラ遠征隊の壮挙を後援してきました。
　今回も同交流会のメンバーである京都府立医科大学山岳部の小阪健一郎さん（日本山岳会京都・滋賀支部入会申請中）が遠征隊長を勤めるこの壮大な計画に対し、7月4日開催の役員会において、支部として少額ではありますが支援することを決定いたしました。
　しかし、特に今回は高度差1000ｍ近い垂直の大岩壁登攀、しかも5日間を要する大登攀とのことで、登攀用のギア類や岩壁での宿泊用特殊装置（ポータレッジ）が必要で、その準備に苦慮しているとのことです。
　会員の皆様のみならずホームページ読者の皆様にも、この若者の壮挙にエールを賜りますとともに、応援カンパをお願いする次第です。チャンラ遠征隊の時と同様、何卒よろしくお願い申し上げます。