韓国のロボット産業、生産額が2兆ウォン突破

 知識経済部(省に相当)は18日、昨年の韓国のロボット産業による生産額が前年比20.3%増の2兆1464億ウォン(約1480億円)となり、初めて2兆ウォン(約1380億円)を突破したことを明らかにした。ロボット業界363社を対象に調べた結果だ。国内外の厳しい経済情勢を受け、生産額の伸びは2010年(75%)に比べ縮小したが、2009年に生産額が1兆ウォン(約690億円)を超えて以降、わずか2年で2兆ウォン台を達成した。

 昨年のロボットの輸出は前年比127.6%増の5211億ウォン(約360億円)となり、貿易収支は1902億ウォン(約131億円)の黒字だった。2010年の貿易収支は439億ウォン(約30億円)の赤字だった。産業用ロボット、家事用ロボットが海外で人気を集め、輸出を主導した。輸出先は中国、日本、欧州などさまざまで、輸入量の74%は日本が占めた。

チョ・ジェヒ記者
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