西鉄バス北九州:運転手を乗務停止 出勤時アルコール検知
毎日新聞 2012年07月17日 12時27分(最終更新 07月17日 12時36分)
西日本鉄道グループの西鉄バス北九州(北九州市)は17日、小倉営業所の出勤時検査で路線バス運転手の呼気から社内基準を超えるアルコールを検知したため、乗務停止にしたと発表した。バスは代わりの運転手が乗務し、通常運行した。
呼気1リットル当たり0.1ミリグラムの社内基準に対し、0.111ミリグラムを検出した。運転手は16日の勤務後、自宅で350ミリリットル入りの缶ビール1本と焼酎のウーロン茶割り2杯を飲んだという。運転手は徒歩で出勤し、アルコールは残っていないという認識だったという。
西鉄は乗務前日に飲酒を控えるよう運転手を指導している。同社での乗務停止者が出るのは09年1月以来。【石田宗久】