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2012年7月18日(水) 19:14 |
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耕作放棄地を活用「ムムム農場」
東かがわ市で耕作放棄地の再生に挑戦している農業法人が、注目を集めています。 農薬や化学肥料を使わない自然農法が特徴で、県外からの視察が相次いでいます。
18日、東かがわ市を訪れたのは、福井県で野菜などを作る20代〜40代の農業者クラブのメンバー13人です。 この農場では、独特の自然農法で野菜が栽培されています。 ムムム自然栽培農場の農場主・山西和雄さんです。 2008年に建設業から農業に参入しました。 山西さんは耕作放棄地となっていた約4.3ヘクタールの桑畑を再生させ、無農薬、無化学肥料、無動物性の3つの無にこだわった農法で野菜を作っています。 農薬や化学肥料の代わりに、ヨモギやドクダミの新芽などで作った発酵青汁や木酢液を使います。 植物で植物を育てるという農法は、野菜の味も変わってくるといいます。 作った野菜は会員への宅配が中心ですが、県外のレストランからも注文が入っています。 18日の視察では、山西さんの自然農法を取り入れてみたいという声が聞かれました。 建設業から農業へ参入して4年、自然農法で耕作地の再生を進める山西さんの活動が、今注目を集めています。 今月末には 高知からの視察が予定されています。
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