2012年 7月 18日 岡山駅前イオン概要発表 △▼ 岡山の街作りを左右する巨大プロジェクトです。イオンモールは１８日、岡山駅そばに出店する大型商業施設の概要を明らかにしました。地上７階建ての店舗で中四国最大規模になる見通しです。出店する大型商業施設は地上７階建て、地下１階。営業面積は中四国最大の８万８０００平方メートルで、専門店を始め映画館やレストラン、５００人規模のホールのほか高級ブランドの誘致も検討しています。オープンは再来年１１月の予定で年間２０００万人以上の集客を見込んでいます。また、イオンは隣接する岡山ビブレの建て替えもあわせて行う方針で、今後、周辺の商業施設や商店街との連携も提案したいとしています。商業にとどまらず、まちの存在感までも劇的に変える可能性を秘めた今回の計画。具体的な店舗づくりはこれからですが岡山の街づくりを左右する巨大なプロジェクトが動きだしました。 ホテル・旅館関係者が防火研修会 ▲▼ 今年５月、広島県福山市のホテルで７人が死亡する火災が発生したのを受け、岡山市でホテルや旅館の関係者を対象にした防火研修が行われました。研修会には岡山市消防局管内で、スプリンクラーを設置していない小規模な旅館とホテル、３５の施設から５２人が参加しました。７人が死亡した福山市のホテル火災を受け、岡山市と市消防局が緊急総点検を行った結果、対象となる棟の約８５％に消防用設備の不備などの違反が見られました。今回の研修は、宿泊施設の関係者に、通報や避難、消火の方法などを具体的に知ってもらおういう初の取り組みです。参加者は、消防士から注意を受けながら、低い姿勢で鼻から息を吸うことや手で壁を触りながらの移動を体験しました。岡山市と市消防局では点検で違反項目があったにも関わらず、改善が見られない施設に対して、粘り強く指導するとしています。 道州制推進知事・市長連合　初会合 ▲▼ 岡山県の石井知事が大阪市の橋下市長と共同代表を務める「道州制推進知事・市長連合」の初会合が高松市で開かれました。「道州制推進連合」は道州制の導入に積極的な知事、政令市長らで構成されています。総会の初会合には岡山県の石井知事や宮城県の村井知事らが出席。今後、国民的な議論をうながしていくため、国と地方の役割分担を明確にする「道州制の制度設計」や、来年の通常国会までをメドに道州制推進法を制定するなど「実現に向けた工程」についてまとめた「たたき台」を作りました。知事・市長連合は来月上旬、各政党に対して次の衆院選のマニフェストに盛り込むよう要望することにしています。 リンドウの収穫始まる ▲▽ 岡山県内有数のリンドウの産地、新庄村でリンドウの収穫が始まりました。中国山地の一角千メートル級の山々に囲まれた新庄村では高冷地の環境を生かし、１６年前からリンドウの栽培に取り組んでいて現在８戸の農家が１．２ヘクタールの畑で栽培しています。このうち伊田浩三さんの畑でも収穫が始まりました。今の時期に収穫されているのはフラワーアレンジメントなどに使われる極早生品種で伊田さん夫婦は花の付き具合や茎の長さを見て摘み取っていました。ことしは天候に恵まれ、花の色づきなど、生育は良いということです。新庄村のリンドウはお盆前が収穫の最盛期で１１月下旬までに農家全体でおよそ７万５千本が岡山の市場に出荷されます。