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【プロ野球】

仙さん 前半戦を総“喝” 何も振り返ることないわ!!

2012年7月19日 紙面から

◇ロッテ4−3楽天

 ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。3−3の9回1死一、三塁で代打福浦の右犠飛で試合を決めた。4番手の薮田が今季初勝利を挙げた。楽天は終盤に3点差を追い付く粘りを見せたが、救援陣が踏ん張れなかった。

     ◇

 喝、喝、カァーツ!! エースの田中を2008年10月以来の中4日で登板させた球宴前最後の一戦はサヨナラ負け。険しい表情の楽天・星野監督は、球団初のAクラスターン達成を喜ぶどころではなかった。

 「勝たな、何にもならん。その程度のチーム」と星野監督。口を突くのは激辛コメントばかり。前半戦の総括を求めた記者を大声で一喝し「何も振り返ることはないわ!!」と吐き捨てた。

 試合前には「そうは点は取れん。だから走塁ミスは腹がたつ」と語っていたが、数時間後、それが現実となった。7回無死一、二塁で牧田が送りバントを失敗し、二塁走者だった代走・島内も飛び出して併殺。凡プレーを見せたのは、母校・明大の後輩だ。指揮官の堪忍袋の緒は切れ「野球選手やない!! 同じ明治大学として、オレは恥ずかしい」

 ロッテは代走・荻野貴が好走で生還しサヨナラ勝ちしただけに、フラストレーションは余計に募った。貯金2で前半戦ターンしたが大混戦。ミスをなくさないと、勝ち残れない。 (川越亮太)

 

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