壮馬、痛みに勝ったコイに勝った

　◆中日９−２広島　記憶がなくなるほどの痛みに耐え、先発の山内は勝った。１回先頭でいきなりアクシデントに襲われた。天谷のライナーが右胸を直撃したのだ。「あまりに痛すぎて、よく覚えてません。時が止まったみたいになりました」。捕球し、１アウトを奪ったものの、あまりの苦しみにもん絶。うずくまり、その後、ベンチ裏で治療を受けた。