現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 社会
  3. 事件・事故
  4. 記事
2012年7月19日7時23分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

南山学園、損失約160億円 デリバティブ取引で

 南山大などを運営する学校法人南山学園(名古屋市昭和区)が資産運用したデリバティブ(金融派生商品)取引による損失額が、2011年度末の時点で約160億円に上っていることが18日、分かった。南山学園は「リスクの高いものの解約はすでに終えていて、教育研究活動に支障はない」としている。

 南山学園によると、05年からデリバティブ取引を始めたが、08年のリーマン・ショックの影響で損失がふくらんだ。08年度までの3年間の損失は約68億円で、09年度からの3年間で高リスクの商品から解約をすすめたものの、損失はさらに約92億円増えた。

 南山学園法人事務局長の蒔田一理事は「一括で損失を解消すると、教育研究に支障が出かねなかった。有価証券の売却益などをあて、想定内の損失に収められた」と述べた。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
ドコモポイントコース

朝日新聞社会部 公式ツイッター